滋賀報知新聞(ニュース)平成17年8月6日(土)第14175号


江州音頭 総おどり

今夜 聖徳まつり開催

「八日市は妖怪地」も同時
=世界最長の肝試し=

▲妖怪パンフレット
(湖東・東近江市)
 東近江市夏のビッグイベント第三十六回聖徳まつり(実行委員会主催)の「江州音頭総おどり」は、五日に八日市駅前通りを歩行者天国にして、江州音頭発祥の地にふさわしく盛大に繰り広げられる。

 午前十時から、市神神社に実行委メンバーやウインズ八日市、商工関係者らが集まり、まつり成功を祈念するとともに、八日市商工会議所設立五十周年を記念した聖徳まつりのムードを盛り上げる。

 夏の暑さを吹き飛ばす江州音頭総おどりは、駅前通りを歩行者天国(午後五時―同十時半)にして、江州音頭の発祥となる市民総参加で開かれ、江州音頭の軽快なリズムと浴衣に身を包んだ踊り手の調和が、受け継がれた伝統の素晴しさをとっくり味わわせてくれる。

 駅前通りは、午後六時半からのオープニングで、風の鼓(八日市)、子鮎(愛東)、飛鼓(五個荘)による和風太鼓演奏が披露され、八日市ばやしのリズムに乗って企業、各種団体、グループなどの踊り手千人が続々と会場に集まってくる。

 同七時二十分からの開会式では、今年のウインズ八日市に選ばれた中村美里さんと平塚千絵子さんの二人ほか、妖怪仮装パレード「妖怪地百鬼夜行」のチーム紹介が行われる。総おどりの開始は同八時。江州音頭の響きわたるヤグラ下では、仮装・変装コンクール審査などが行われる。閉会は同九時半。

 会場には夜店横丁が店開きし、本町商店街でも怪市ナイトバザール(夜市)が開かれ、家族連れなど一万人の人出が予想される。おどりは雨天中止で、テレホンサービス(TEL25―0694)を午後四時から受け付ける。

 また、六日には開市記念祭「八日市は妖怪地」を延命公園一帯と浜野会館駐車場で開催する。メインの世界最長八百八十八メートルの肝試し、全長二十メートルの魔界トンネル、妖怪紙芝居、怪市ナイトバザールほか、妖怪地を描く怪画展を七日までアピア四階の情報プラザで開いている。


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火災・救急・救命

消防職員を募集

=東近江行政組合=

(湖東・東近江市)
 東近江行政組合は、平成十七年度の消防職員(初級五人程度)の採用を決め、今月初めから受験願書を受け付けている。

 資格は、昭和五十五年四月二日から同六十三年四月一日生まれで、災害発生時などの非常召集に非番日でも直ちに応じられる人。第一次試験は、九月十八日に高校卒業程度の教養試験と適性、体力検査を行い、二次試験(十月下旬)で作文と面接をする。

 申込受付は十九日までで、受験申込書の請求ほか詳しくは同組合総括管理課(TEL22―7620)へ。採用(来年四月)されると、県消防学校(能登川町)で六か月の全寮制による教育訓練を受ける。


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中国・常徳市

友好訪問リポート《上》

=新花小学校=

▲改築された新花小学校の竣工式(1999年)、新校舎に「烈々歓迎」と「中日友好」の横断幕が見える
(湖東・東近江市)
 東近江市と中国湖南省常徳市との友好都市協定が結ばれ、旧八日市市が十一年間、取り組んできた常徳市との交流の成果を土台に、新たな友好の取り組みを進めていくことなった。

 これからの友好発展を願う証として東近江市は、常徳市で行われた調印式で、八日市大凧のミニチュアを常徳市石門県の新花小学校に贈った。

 新花小学校は、常徳市の北方約九十キロの農村部にある学校で児童数は約三百人。一九九八年に百年に一度といわれる長江(川)の大洪水が発生し、流域にあった校舎が破壊される被害に見舞われた。

 この災害を知った当時の八日市市は、商工会議所、国際交流協会、市とが協同して企業や団体、一般市民から義援金を募り、寄せられた二三八万円を、校舎改築費の一部として復興を願う思いと共に届けた。

 常徳市では、この善意に感謝し、改築費約六百万円を投じて早急に校舎の改築工事に着手。翌九九年には新校舎が完成し、中村功一市長が竣工式に招かれた。

 今回の八日市大凧の寄贈は、復興後のお見舞いと新花小学校の児童たちに楽しい学校生活を送ってもらえる元気を届けようと、八日市大凧保存会にミニチュアの制作を依頼。今年五月の大凧まつりで飛揚された百畳敷「不戦の誓い」のミニ版を贈った。

 ミニ凧の贈呈には、教育担当の副市長(女性)が受け取り「ありがとうございます。責任もって新花小学校に届けます」と深く感謝した。(畑 多喜男)


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天井裏にミツバチの巣

直径80センチ、大量の蜜

=五個荘奥町の 枝連さん宅=

▲天井裏で見つかったミツバチの巣。半分落下していた。

(湖東・東近江市)
 東近江市五個荘奥町の枝連唯嗣さん(55)方で、二階の天井裏に直径八十センチもある大きなミツバチの巣が見つかった。

 枝連さんが先月中旬、四〜五年空き家になっているこの家屋を掃除しょうと屋内に入ったところ、二階の物置の天井に雨漏りがしたようなシミがついているのに気付き、よく見るとネバネバしていた。

 ブンブンと大きな音が聞こえたことから「もしや」と思い、恐る恐る天井板を剥がしてのぞき込んでみると、ミツバチの大群が飛び回っておりビックリ。煙の殺虫剤でミツバチを退治したところ屋根裏の大きな巣から蜜が天井にポタポタ垂れていた。

 蜜は大量にあったが、殺虫剤の煙が大量にかかったいるため食べられず残念だった。枝連さんは、ミツバチの造形に感心していた。


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対象の2地区反対で断念

=能登川4小学校の通学区域再編=

▲宇賀町長に答申説明する通学区域検討委員会のメンバー(右の二人)
(湖東・能登川町)
 二年後に迫る南小学校の教室不足と、三小学校間の児童数格差の問題から、通学区域の再編を検討してきた能登川町小学校通学区域検討委員会(森野英俊委員長)は、区域変更の対象となった二地区の理解が得られなかったとして「増築による対応が最善策」とする答申を、宇賀武町長に提出した。このため町は、南小学校の増築実施設計委託費七百三十万円を緊急事案として町臨時議会に提案し、全議員の賛成で可決されたが、五十年来の懸案を合併前に解決できなかった悔恨は色濃く残る。

 駅西開発が進む南学区の人口増加で、平成十九年に教室不足が生じるほか、六年後には百七十人が溢れることによって、少なくとも五クラス分の増改築は不可欠という。その一方、児童数一千人を擁していた東小学校は四百人余りになるなど、東・西・北の三小学校との間で児童数格差が開く。

 こうした状況から、町教委は今年二月、校区編成に関する保護者アンケートを実施したところ、六一・五%が「見直しに賛成」していることが分かり、保護者と住民代表、教育行政による「小学校通学区域検討委員会」を設置。四〜七月まで五回の会合を開き、適正規模の通学距離や安全性から山路区と乙女浜区の変更案を提示した。

 両地区は、近くに小学校がありながらも、県道2号やJRの踏切横断、バス通学で離れた学校に通い、保護者らから学区替えの要望は強い。この五十年間に二度の統合・再編が持ち上がったが、今回も、保護者千二百三十人分の署名を添えた「小学校学区編成替え要望」が町長、教育長、議長に提出された。

 しかし、既存の配置を基に、児童数格差を是正すれば通学距離が長く、通学距離に視点を置くと児童数格差が拡大する皮肉な現象が生じ、過去二つの審議会も苦慮し続けた。

 このような地理的条件の中で、最善とされたのが山路と乙女浜区だが、「なぜ二地区だけ移らないとダメなのか」「代々通った学校だ」「子どもたちの安全が第一、旧村意識は捨てて」など、年齢層や家族内で意見が分かれ、地元説明会を開くこと自体、受け入れられなかった。また、南小学校は平成二十一年、西小学校は二十三年に教室不足が起きる可能性があり、再編のメリットが財政的に見い出せないことも判明。

 このため、同委員会では「増築時期を伸ばすことができても、根本的な解決にはならない」と、東近江市に引き継がれるよう期待しながら、▽通学区域は現状のまま▽教室不足は増築によって対応する―と結論づけた。

 これを受けて町は、南小学校の増築設計費七百三十万円を追加補正する予算案を臨時議会に提案し、全員賛成で可決されたが、「協議の開始が遅かったのではないか」と指摘を受けている。

 たしかに、委員会の設置が今年の四月。極めて短い検討期間であり、住民説明会を開く間もなく対象区の反対を受けた。これは、十分な情報提供と説明不足の表れで、取り組みの遅々を否定できない。

 小川脩哲教育長は「駅西開発の段階で人口増加は予測できたはずだが、都市計画等を担う町当局と教育委員会の共同対策が万全でなかった。委員や賛同いただいた保護者のみなさんには申し訳ない」と、就任後、全力を上げてきただけに落胆の様子。

 縦割り行政による弊害とも言えるが、政治のタブー(過去に行政・議会批判に発展)として忌避してきた議員らにも責任があるのではないか。(飯田香織)

 


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