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滋賀報知新聞(ニュース)■平成17年8月9日(火)第14177号
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戦争の悲惨さ再認識
きょうから 平和祈念展
戦没兵士の足取りを追う
=13日 戦跡巡りやキャンドル点灯=
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(湖東・東近江市)
東近江市は、九日から新市誕生記念「東近江市平和祈念展2005」を同市金屋大通りの風物時代館太子ホールで開催する。陸軍飛行場が開設されていた歴史や、平和の尊さを市民に再認識してもらい、悲惨な戦争体験と貴重な教訓を次代に伝えるとともに、平和を求める豊かな心を育むことを目的に開く。十七日まで。
太子ホールでは期間中、テーマ「東近江市の兵士たち」に沿って、遺族会の協力を得て、同市出身の戦没兵士の足取りを追う。また、テーマ「空襲と銃後」では、陸軍八日市飛行場を中心とした米軍の空襲(昭和二十年七月)によって民間人に犠牲者が出た戦争末期の様子を伝える。
このほか、県下に向けた空襲や軍事施設などの状況を地図などで紹介し、小学校で取り組んでいる平和学習の成果を展示するほか、銃後の生活の様子などを併せて紹介する。
十三日には「市内戦跡巡りと平和学習」を行う。午後一時に市役所駐車場に集合し、小学生らが陸軍飛行場の往時を伝える掩体壕(えんたいごう)など市内の戦跡を巡る。
同六時半から太子ホールイベント広場で、食糧難の時代に食卓を飾った「すいとん」を試食した後、市内の戦争体験者から体験談を聞き、当時の暮らしや歴史を学び、平和の大切さを再確認する。
また、イベント広場では、同五時から平和への願いをこめた平和祈念キャンドルを製作(限定五十個)し、同七時からキャンドル点灯と平和の祈りを込めたアニメ映画を鑑賞する。
なお、市内戦跡めぐりへは申し込みが必要で、小学生以上を対象にしている。小学児童は保護者同伴で、希望者は市役所企画課(TEL24―5610)へ申し込む。先着二十人。
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農作物被害に新兵器
「猿鉄砲」づくりに90人
=ロケット花火活用=
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▲製作した猿鉄砲を試射する参加者ら
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(湖東・東近江市)
農作物を野生の猿から守る新しい撃退法として注目されている「猿鉄砲」の製作と鳥獣被害の防止策を学ぶ教室が六日、東近江市小田刈町のアヤハディオ湖東店で開かれた。
山間地域を中心にせっかく育てた農作物が野生猿に食い荒らされる被害が深刻になっていることから東近江地域野生獣被害防止対策協議会が開いたもので、被害に見舞われている農家などを中心に予想を超える九十人余りが参加した。
参加者らは、県の担当職員から県内の野生獣の被害実態と対策の現状、効果的な方法の説明を受け、猿鉄砲の製作に取り組んだ。
猿鉄砲は、長さ一メートル余りに切断した家庭用の水道用塩ビパイプを利用したもので、手元にロケット花火を入れて前方に発射し、落下地点で「バーン」という大きな爆発音で猿を脅かし、追い払おういう仕掛け。
製作は、同店で加工されたパイプを受け取り、導火線を引き出す穴をカッターナイフなどで開ける加工と鉄砲を手で保持するパイプを取り付けることで完成するもので製作時間は約一時間。軽くて花火に対する安全性も高く、撃退効果も高いといわれている。
参加者全員の鉄砲が完成したところで屋外に移動して試射が行われ、配布されたロケット花火を装着して順番に発射させ、威力を試していた。
花火は、およそ二十メートルの飛距離があり、猿にめがけて撃てば爆発音も大きく「ビックリして逃げ出すのでは」との効果に期待を膨らませて「新兵器」を持ち帰った。
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マダガスカル共和国
復興 保全へ 大臣ら滋賀県を視察
=過剰伐採で森林・湖の機能低下=
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▲森林復興と流域・農業管理のため、滋賀県を訪れた大臣ら。写真は、森林火災から復興にある繖山の視察
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(全県、湖東・東近江市)
アフリカ大陸東岸の島国・マダガスカル共和国から、農業畜産漁業大臣らの一行が来県し、復興中のきぬがさ山火災跡や県の農業、水質保全を視察した。
訪れたのは、同共和国のアリソン・エドモン・ランジャリマナナ農業畜産漁業大臣のほか、ラスル国立農業研究所長、ロバンソンアロチャ県知事、ラクトゥマエファ農村投資支援局長らの一行。
アリソン大臣らは、過剰伐採による土砂流入などで作物収量が減少しているアロチャ湖周辺のかんがいや、農業開発の参考にしようと、滋賀県の農業関係施設と琵琶湖の保全対策および技術の視察に訪れたもので、國松善次知事は「視察して頂けることを光栄に思います」と一行を出迎え、握手を交わした大臣は「過剰の伐採やかんがい施設の不足でアロチャ湖周辺の森林を失いました。ぜひ琵琶湖の森林や湖の保全を学びたい」と話した。
共和国の主要産業は、稲作を中心とした農業であり、食糧自給率や生産性の向上を目的に、首都アンタナナリボの北東百七十キロのアロチャ湖(長さ約四十キロ、幅約十キロ、水深一〜四メートル)周辺を穀倉地帯とし、かんがい施設を整備している。しかし、上流域での過剰な森林伐採で土砂が流入するようになり、かんがい施設の管理能力不足もあって機能が低下、作物の収量が減少している。
現在、流域管理や環境保全によって農業生産の安定を図ろうと、植林や農地等の適正管理を進める開発調査が行われており、国政策の参考とするため、日本の外務省、農林水産省との会談や、滋賀県における農業・琵琶湖保全等の視察を行ったもの。
一行は、国松知事と懇談したあと、琵琶湖博物館や県農業技術振興センター、石部頭首工および附帯水路、きぬがさ山森林整備など、琵琶湖周辺の河川や森林整備、水質保全対策、農業かんがい施設などを視察。きぬがさ山森林整備では、平成十三年五月に起きた繖山(東近江市、能登川町、安土町境の山)大火災の原因とその後の復旧事業の説明を受けていた。
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「ブドウ狩り」がスタート
果樹王国でもぎ立て味わって
=竜王町観光協会がPRに来訪=
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▲甘い香りを発する旬の果物を詰め込んだかごを冨田社長(右)に手渡し町の魅力を伝える観光親善使節ら(滋賀報知新聞社で)
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(湖東・竜王町)
竜王町観光協会(若井冨嗣会長)一行がこのほど、果樹王国・竜王町の味覚と観光PRのため、滋賀報知新聞社を訪問し、冨田正敏社長と歓談した。
訪れたのは、同町観光協会の若井会長と農事組合法人山之上生産組合の谷村俊二組合長理事、観光協会の川部定剛事務局長、観光親善使節の澤井美穂子さん、町職員ら計六人。
観光親善使節の澤井さんが「八月一日からブドウ、そしてナシ、カキ狩りの順で果樹観光が始まる。自然の中で育てられたみずみずしい果物は、とってもおいしいので、ぜひ食べに来てください」とアピールし、同町で収穫した新鮮なモモやブドウ、ナシを詰め込んだかごを冨田社長に手渡した。
甘い香りに包まれる中、冨田社長は「道の駅にしても身近な施設として定着し、実績の積み重ねが集客力増につながり、活気があっていい」と語り、これからの観光振興に期待を寄せた。
同町の観光拠点でもある体験交流型農業公園「アグリパーク竜王」は、自然の中でもぎ立ての果物が味わえる農園を有し、ブドウ・ナシ・カキ狩りの食べ放題に京阪神から多くの観光客が詰め掛け、特に夏休み期間中は家族連れやカップルなどで賑わう。
また、環境にやさしい農業と安心安全な農産物の供給をモットーに、消費者の立場に立った減農薬・有機栽培による新鮮な果物や野菜の直売を行っている。手作りパン工房や民家がそのまま再現されている農村田園資料館、動物ふれあい広場も完備し、身近な観光スポットとしても人気が高い。
このほか、町内には、源義経元服の地として脚光を浴びる鏡地先にある道の駅「竜王かがみの里」やキャンプ・バーベキューに最適な「妹背の里」など、気軽に出掛けられる施設が揃っている。
現在、アグリパーク竜王と川守観光ぶどう園、希望が丘観光ぶどう園では、「ブドウ狩り」が楽しめる。料金は、大人一千円、小人八百円、幼児五百円。詳しくは、同町観光協会(0748―58―3715)へ。
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町道沿いで火災発生
タバコのポイ捨てか?!
=問われる大人のモラル=
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▲消火活動にあたる消防署員と団員ら
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(湖東・蒲生町)
蒲生町大森地先の町道鈴鋳物師線沿いで六日、竹やぶ約四十平方メートルが燃える火事が発生した。
一一九番通報により、日野消防署員が現場に急行、消防車三台と蒲生町消防団車両七台、消防団員ら約四十五人が駆け付け、消火活動を繰り広げ、約十八分後の午前十時十分に鎮火した。
消火活動にあたった消防署員は、火災のあった竹やぶの中からタバコの吸い殻を無数見つけており、好天続きで空気が乾燥していたこともあってタバコの投げ捨てが火災原因ではないかと見ている。
火災現場は、人里から離れ車の往来はあるものの人通りは少なく、竹やぶの上部には電線が張り巡り、火災に気付かなければ大惨事へとつながる可能性もあった。
蒲生町消防団では「啓発に力を入れなければ」と話していたが、まず、大人一人ひとりがモラルある行動を心掛けなければ火災はなくならない。
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