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滋賀報知新聞(ニュース)■平成17年8月30日(火)第14195号
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滋賀4区 3人が立候補
きょう公示の衆院選(東近江)
前回同様の顔ぶれで選挙戦突入
=自民 岩永 民主 奥村 共産 坪田=
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(湖東・東近江市)
衆院選は、三十日に公示される。滋賀県第4選挙区には、自民前議員で四期を目指す岩永峯一(64)=農林水産大臣=、民主前議員で再選を期す奥村展三(61)=元参院議員=、共産新人の坪田五久男(46)=党湖東地区委員長=の三氏が立候補し、十二日間の選挙戦を繰り広げる。前回(十五年十一月)と同様の構図となり、党員や党支持者を軸に選挙戦を展開するが、三氏とも無党派層や無関心層の掘り起こし、支持拡大が勝敗を決するものとみられる。いずれの陣営も、突如の郵政解散にわか総選挙に、臨戦態勢は万全でない。敬称略。
郵政民営化関連法案が参議院で否決され、小泉純一郎首相が衆院解散・総選挙に打って出たのは二十日前の八月八日。滋賀第4選挙区では、前回同様の構図と短期間の選挙準備などから、三陣営とも選挙戦突入への動きは鈍い。
その中で、農水相に就任した自民の岩永は、閣僚として全国応援(選挙期間中の半分以上)を余儀なくされ、大臣だから「大丈夫との保障はない」との危機感から、農業関係者らを中心としたミニ集会や立候補へのあいさつ回りを精力的にこなしてきた。
一方、共産の坪田は、党本部が打ち出す政策の浸透に余念がない。憲法9条改悪阻止「教え子を戦場に送らない」を柱に、郵政民営化反対だけでなくサラリーマン増税、社会保障の充実を訴え、比例代表も視野に地元の安土・近江八幡を足掛かりに支援拡大を図る。
ただ、東近江における民主・奥村の動きは鈍い。先の東近江市長選のシコリが尾を引き、修復されないまま今日に至る状況の中で、選挙戦に向けての臨戦態勢の遅れが気になる。地元の湖南・甲賀を固めて、一気に攻勢を掛ける戦略に打って出るとみられる。
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ペットボトルロケット大会in能登川
小学生親子90人が競う
将来は宇宙飛行士?
=夢を未来に飛ばそう=
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▲手作りのペットボトルロケットを飛ばす親子=町ふれあい運動公園=
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(湖東・能登川町)
能登川青年会議所主催の「第三回 ペットボトルロケット大会in能登川」がこのほど、町ふれあい運動公園で開かれ、町内の小学生親子九十人が参加した。
自然科学や力学の不思議を体感し、創造する楽しさを膨らませようと、物づくりから学ぶ夢や発想をテーマに開いた大会で、小学一〜六年生の児童と保護者を募ったところ九十人が参加した。
ペットボトルロケットは、炭酸飲料用のペットボトルを数本組み合わせてロケットを作り、水と空気の反動エネルギーを使って噴射するロケットで、ごみの再利用や環境保護の観点から全国の小・中学校で取り上げられるようになり、近年では、日本ペットボトルクラフト協会の公認記録大会で二〇〇メートルを越える記録が出ている。
大会では、「親子の部」「子どもの部」「ユニークロケットの部」に分かれて飛距離が競われ、百二十八メートルを記録した中村竜二君(三年)と山口拓馬君(五年)が優勝した。
理事長の南万寿男さんは「どうして?や、どんな仕組みになっているの―など、不思議に思う好奇心がとても大切。少しでも科学に興味を持つきっかけになってくれれば」と話し、子どもたちの笑顔を優しく見守った。
大会の入賞者は次のみなさん(敬称略)
【親子の部】1位=中村竜二(3年)▽2位=伊藤優弥(2年)▽3位=冨江響(1年)
【子どもの部】1位=山口拓馬(5年)▽2位=宮田真季(5年)▽3位=尾崎咲生(4年)
【ユニークロケットの部】松下賞=横川大輝(2年)▽理事長賞=清水かな(2年)、村林陸史(1年)
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糖度増し疲労回復にも最適!
木陰でゆったり“ぶどう狩り”
=希望が丘観光ぶどう園の吉村園で=
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▲大きいブドウを取ろうと手を伸ばす子どもたち
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(湖東・竜王町)
豊かな自然の中でもぎたてをお腹いっぱい食べられる「ぶどう狩り」が、竜王町薬師の希望が丘観光ぶどう園吉村園(吉村四郎園主)で始まり、竜王インターチェンジから三百メートルという立地から県外からの来園者も多く、職場の仲間や家族連れらが果肉が引き締まった甘味の強いジューシーなブドウを心行くまで堪能している。
同ぶどう園は、昨年まで三園で成り立っていたが、担い手の高齢化などで二園が閉園を決め、今年は一抹の寂しさを感じながらも長い歴史を守りおいしいブドウを届けたいと、吉村園だけが開園している。
約七ヘクタールの土地に手を広げたように枝を伸ばすブドウの木々は、日差しを遮り心地よい木陰を作る。また、一部には屋根も設けられており、天候を気にせずいつでもぶどう狩りができる。
現在は、さわやかな甘味が口に広がるマスカットベーリーAが食べ頃で、大粒で濃厚な甘味の竜宝や紅富士、巨峰などが次々と旬を迎える。吉村園は、皮ごと食べられるホワイトアーリーやサニールージュ、キングデラなど品種も豊富で、すべて種なしで食べやすい。
また、約四年前から県の環境こだわり農産物認定を受け、徹底した減農薬栽培による果樹生産を実践しており、県果樹組合連合会ぶどう部会長を務める吉村さんの園には他地域から生産者が視察に訪れるほど。愛情たっぷりのブドウは、子どもたちが安心して皮ごと口にほお張れ、今年は梅雨の期間も短く、真夏の太陽を十分に浴び、糖度が平均して十五度から二十度と高く、まだ日に日に増している状況だという。
▲ブドウの木の下でカラオケや焼肉を楽しむ来園者ら
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園内では、予約しておけば、本場近江牛のすき焼や焼肉(牛肉三千円)も楽しめ、さらに健康ブームで注目を集めるワインがじっくりと味わえる。“ぶどう宴”と名付けられたワインは、吉村園で収穫したブドウで作ったもので、お土産としても人気が高い。
社員の半数約六十人と野洲市から訪れたパシフィック技研・山岡哲治社長は、「事前に下調べをして吉村園を選んだ。園周辺は車の往来がなく屋根も完備されていて、子どもを連れて来ても安心できる」と大満足の様子で、疲労回復にも効果があるブドウに舌鼓を打ち、日頃の労をねぎらいながら焼肉やカラオケで盛り上がっていた。
入園料は、大人一千円、小人八百円、幼児五百円で時間制限なし。ブドウの直売や地方発送もあり。開園時間は、午前九時から午後六時までで、九月下旬まで開園予定。詳しくは、希望が丘観光ぶどう園・吉村園(0748―58―0428)まで。
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蒲生町の特産品にしたい!
太陽の味がする「ガーネット」
=年間通じた出荷目指し栽培中=
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▲ロケット型が特徴的で真っ赤に色付いたミニトマト「ガーネット」
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(湖東・蒲生町)
蒲生町の新たな特産品にしたい―。同町で農業に携わる五十七歳の男性が、ビニールハウスで有機肥料によるメロン栽培に続き、トマト栽培に乗り出した。
品種は、「ガーネット」と呼ばれるミニトマトで、よく店頭で目にする丸い形のものとは違って、ロケット型で先がとがっているのが特徴。
ガーネットは、平成十一年に蒲生町の特産品開発の一つとしてビニールハウスでの栽培が始まり、同十二、十三年とは一般農家、続いて同十四、十五年とは町役場が挑戦し、同十六年から知的障害者通所授産施設いこい会のいこい作業所が取り組んでいる。
同作業所のように温室栽培では、二月中旬に定植して四月中旬からの収穫と、八月中旬に定植し十月中旬からの収穫と、二度のローテーションが組めるという。
しかし、二月から四月まで、八月から十月までが端境期となるため、五十七歳の男性は年間を通じた出荷・販売を可能にし、端境期をつなぐ役割を果たそうとの思いから、二百平方メートルのビニールハウスでのトマト栽培を始めた。
鈴なりのガーネットは、太陽の味と表現したくなるほど自然な甘味で、実が引き締まっていて食べごたえもある。また、ガーネットを使った加工品はできないかと、無添加のケチャップ作りにも挑戦中で、蒲生町特産品の顔となる日は近い。
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気管挿管での処置開始
近江八幡消防署で9月から
認定救急救命士の出路さん出動
=気道確保に威力 救命率向上へ=
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▲認定救急救命士の技術で一人でも多くの命を救いたいと出動に備える出路さん
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(湖東・近江八幡市)
東近江行政組合消防本部は、救急救命士による気管挿管の救急業務を、九月一日からスタートさせる。呼吸停止状態の傷病者の気道確保に大きな威力を発揮し、救命率の向上が期待できる。
近江八幡消防署警防第二部救急広報係長で救急救命士の出路良治さん(44)が、近江八幡市民病院麻酔科での実際の患者に対する気管挿管実習(三十症例成功)や講習など、所定の研修を終え、このほど県メディカルコントロール協議会から認定を受けたことにより、現場での気管挿管を実施することができるようになった。
気管挿管は、のどに遺物や食べ物が詰まったり、水難救助者、肺からの吐血などで呼吸停止状態になった傷病者に対し、気管内にチューブを通して気道を確保し、呼吸を回復させるもので、一昨年から導入されている心室細動を正常な状態に戻すための心臓電気ショック器械「AED(自動体外式除細動器)」に続く、救急救命士に認められた心肺蘇生のための行為。
出路さんは、「一人でも多くの人を助けられるよう、習得した技術を現場で生かしたい」と決意を述べるとともに、「まずは、傷病者の近くに居る人が心肺蘇生を施すことが大切」と、発見者↓救急車↓病院とつながる『救急リレー』の重要性を改めて訴えた。
同本部では、今秋にももう一人、八日市消防署の救急救命士が実習に入り、来年早々の業務開始をめざす。また、来年四月からは、救急救命士の薬剤使用も認められる予定になっており、さらに期待が膨らむ。
近江八幡消防署では、一か月の救急出動件数は平均二百十件に上り、そのうち心肺停止状態の傷病者の搬送が五人程度と、東近江東近江行政組合消防本部管内の消防署で一番多かった。
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