平成18年2月10日(金)第14333号

◆全県◆
第2回「県リサイクル製品」
6社15製品が認定
=環境負荷の低減へ=

◆大津・大津市◆
まちづくりに活かそう!京阪石坂線を
フォーラム「大津の鉄道再発見」
=12日、大津市生涯学習センター=


◆東近江・東近江市◆
自民会派 安定多数を確保
東近江市 増員選初の臨時議会
2選挙区選出の9議員加わり
=33人 常任を4委員会に分ける=


◆東近江・東近江市◆
労基法にない解決の知識を
社内不倫や社員の兼業
=職場のトラブル対応策=


◆東近江・竜王◆
毛利さんが伝える!
宇宙からのメッセージ
=竜王町で 「科学未来フォーラム」=



第2回「県リサイクル製品」

6社15製品が認定

=環境負荷の低減へ=

▲瓦廃材を使ったツチダ開発の透水性舗装材(写真は、昨夏に彦根市内で行われたデモンストレーション)
◆全県◆

 県リサイクル製品認定制度における「第二回滋賀県リサイクル製品」に、共栄工業、アオヤマエコシステム、ホック、ツチダ開発、三大宝建設、エコヤードルートワンの六社十五製品が認定された。

 同認定制度は、循環型社会の構築に向けた取り組みの一つとして昨年三月に創設され、主に県内で発生する資源(廃棄物や製造過程で発生した副産物、間伐材等)を県内事業所において製造加工し、一定の品質基準等に適合した製品を「滋賀県リサイクル製品」と認定しているもので、循環的利用の促進や公共工事等に県自らが率先利用に努めることで、環境への負荷低減を図る。

 第一回認定(同年八月)では三十八製品が選ばれたが、資料不備等により継続審査となっていたものを第二回製品として今回、認定。期間を平成二十三年三月三十一日までとしてる。なお、毎年度、販売実績報告および県における認定製品の使用、購入状況は取りまとめて公表される。

 第二回認定製品と事業所は次の通り。

 ▼共栄工業(株)=再生骨材コンクリート二次製品「Lee―con二次製品」(片面および両面歩車道境界ブロック、地先境界ブロック、鉄筋コンクリートU形、特殊円型水路、円型側溝、リーコン生コンクリート)▼(株)アオヤマエコシステム=廃瓦透水インターロッキングブロック「瓦透水エコ」 ▼(株)ホック=暗渠排水ブロック「リサイクルドレーン」▼ツチダ開発(株)=再生舗装資材「瓦廃材アスファルト廃材利用景観舗装材(K―グランドT)」「瓦廃材利用薄層舗装材(K―グランドコート)」「瓦廃材利用透水性舗装材(K―グランド)」、再生壁資材「瓦廃材利用塗壁材(かわらかべ)」▼三大宝建設(株)=下水道汚泥溶融スラグと瓦の再生砕石「再生砕石SK―30、SK―40」▼エコヤードルートワン(株)=緑化基盤材「プランツソイル」

 なお、第二期募集はまもなく行う予定。対象製品は▽主に県内で発生する循環資源を利用し、県内において製造加工すること▽申請時において既に販売、または申請六カ月以内に販売することが確実なもの▽製品の普及が県の循環的利用の促進に効果を有すると認められるもの▽県リサイクル認定製品品質基準に適合していること▽製造加工に係る事業所が生活環境の保全を目的とする法令に違反していないこと、および製品の製造に必要な法令に違反していないこと―の要件にすべて適合するもの。

 問い合わせは、県資源循環推進課循環計画推進担当(077―528―3472)へ。


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まちづくりに活かそう!京阪石坂線を

フォーラム「大津の鉄道再発見」

=12日、大津市生涯学習センター=

▲フォーラムのポスター
◆大津・大津市◆

 県教育委員会は、二月十二日午後一時半から大津市生涯学習センターで京阪石坂線フォーラム「大津の鉄道再発見」を開催する。参加費無料

 県教委では、大津市内の文化財を広く県民に知ってもらおうと、大津市教育委員会と県立琵琶湖文化館、大津市歴史博物館、びわこビジターズビューロー、京阪電気鉄道との協働により、昨年七月から湖都古都御都n石坂線事業を実施している。

 フォーラムでは、事業の一環として行なった文化財講座、文化財探訪のシリーズに全て受講した参加者に「おおつ湖都古都文化財マイスター証」と文化財福袋を授与するほか、石坂線沿線文化財写真コンテストの入選二点、佳作二点の表彰を行なう。

 フォーラム第二部「大津の鉄道再発見│石坂線は歴史を紡ぎ明日も走る」では、講演として金田章裕・京都大学大学院文学部教授の「大津交流の歴史」、五味武臣・金沢大学教育学部教授の「鉄道の歴史・街づくり」。続く討論で、金田教授と五味教授、上原恵美・びわ湖ホール館長が「歴史から未来を語る│交流の街大津を大いに語る│」と題して、それぞれ専門の立場から語りあう。

 問いあわせは、滋賀県埋蔵文化財センター(電話077-548-9681)。


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自民会派 安定多数を確保

東近江市 増員選初の臨時議会

2選挙区選出の9議員加わり
=33人 常任を4委員会に分ける=

◆東近江・東近江市◆

 合併に伴う東近江市議会議員増員選挙で能登川・蒲生の二選挙区から選出の新議員九人を交えた臨時議会は七日に開かれ、十七年度一般会計補正など三議案を原案通り可決したほか、常任委員会を三から四委員会に増やす市議会委員会条例の一部を改正した。

 新議員を加え定数三十三議席となったことから、増員選後に構成された会派メンバーは、自民系が過半数十七人と安定多数を占め、民主系と共産がそれぞれ六人を確保している。

 一方、議会前に行われた議会運営委員会(九人)では、委員長に畑博夫氏(自民)、副委員長に野田清司氏(共産)を選出した。このほか、常任委員会は、二十七日の三月議会開会前に構成され、総務(九人)、民生福祉(八人)、教育人権(八人)、産業建設(八人)の四委員会となる。

 一般会計の補正は四千四百万円で、雪寒対策費千二百万円ほか、中学校の吹奏楽器と収納庫(聖徳、玉園)千五百万円・図書購入(同)五百万円・放送設備更新(聖徳)七百万円と、河辺いきものの森ツリーハウス用基金積立五百万円。

 歳入は、繰越金千二百万円(雪寒対策)を除き、すべて指定寄付金三千二百万円で賄われる。聖徳中学校の元教師だった故中島保典先生の遺言で、遺産の一部が東近江市に寄付されたもので、先生と交流の深かった聖徳中卒業生らが使い道を検討していた。

 このほか、八日市北小学校耐震補強・大規模改修工事費を三千三百万円増額の約二億二千七百万円とし、教育用ネットワーク機器を約一億一千八百万円(うち消費税五百万円)で購入することを決めた。

会派構成

 東近江市議会の臨時議会を前に構成された会派構成メンバーは次の通り。◎は代表。カッコ内は選挙区。敬称略。

 【東近江市民クラブ(十七人)】◎畑博夫、周防清二、中村肇、小林優(八日市)河並義一、吉澤克美(永源寺)前田清子、寺村茂和、諏訪一男(五個荘)澤田康弘(愛東)宮部庄七(湖東)杉田米男、大橋市三、田中信弘、川南博司(能登川)加藤正明、大澤貢(蒲生)

 【緑の市民クラブ(六人)】◎青山弘男、西澤善三(湖東)畑重三、井上喜久男、横山栄吉(八日市)西村武一(蒲生)

 【日本共産党議員団(六人)】◎豆田昇一郎(八日市)川嶋重剛(五個荘)野村秀一郎(愛東)野田清司(永源寺)藤田淳子(能登川)田郷正(蒲生)

 【太陽クラブ(二人)】◎鈴村重史(愛東)石原藤嗣(湖東)

 【公明党(一人)】◎山田みを子(八日市)

 【無会派(一人)】◎寺村義和(八日市)


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労基法にない解決の知識を

社内不倫や社員の兼業

=職場のトラブル対応策=

▲八日市商工会議所で開かれたセミナー「職場トラブル対応の知識」
◆東近江・東近江市◆

 社員や職場で、労働契約だけでは対応が難しい問題が生じた場合、事業主側としてどうのようにしたらいいのかを学ぶセミナー「職場トラブル対応の知識」が八日、八日市商工会議所で開かれた。

 同会議所が加盟企業や事業主に参加を呼びかけて開いたもので三十人が訪れた。職場では労働基準法で解決できる問題だけでなく、社会道徳や公序良俗に照らし合わせても判断しにくいグレーな部分のトラブルも多い。このため、実際に考えられる様々なケースを取りあげ、経営者として間違いのない判断が行えるよう知識を深めてもらおうと同会議所が開いた。

 講師には、藤山社会保険労務士事務所(奈良県)の藤山麗子氏を招き「労基法だけで十分ですか。こんな時、どうする?」をテーマに問題の対応や解決に向かう視点、また、考えた方を具体的に学んだ。

 第一部では「求人広告を下回る給料で採用できるか」や「社内不倫中の社員を解雇できるか」、「兼業をしている従業員がいる」など、実際に起こりうる採用時や社員の在職中のトラブルについて、どのような解決の方法があるかや、法に照らし合わせて問題の本質を見抜く視点などの知識を深めた。

 第二部では、「そのトラブル、もしかしてコミュニケーション不足?」をテーマに、職場にそうしたトラブルが起こらないようにするための予防策として人の感情を支配する会話や言葉のコミュニケーション、また、行動分析や人それぞれの思考性について考えた。


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毛利さんが伝える!

宇宙からのメッセージ

=竜王町で 「科学未来フォーラム」=

▲子どもたちに駆け寄り質問に答えつつ「将来何になりたいの」と問い掛ける日本人初の宇宙飛行士・毛利さん(竜王中学校体育館で)
◆東近江・竜王◆

 未来のまちづくりを担う子どもたちの夢と科学を糸口にグローバルな視野を育もうと「科学未来フォーラムin竜王」がこのほど、竜王町立竜王中学校体育館で開かれ、日本人初の宇宙飛行士・毛利衛さんが同町内小学五、六年生と中学生ら約七百五十人に宇宙からのメッセージを伝えた。

 この科学未来フォーラムは、竜王町町制施行五十年という節目に新たなまちづくりへのスタートに向け、未来の主役である青少年の地球規模で環境や科学、物事を捉える目を養うことを目的に、竜王町と同町教育委員会、滋賀県、県教育委員会の四者で実行委員会を立ち上げ、趣旨に賛同した毛利さんの協力で実現したもの。

 冒頭、山口喜代治町長が「自分の夢についてしっかり考え、大きな夢をみてほしい」とあいさつし、学習発表へと入った。トップバッターの竜王西小学校五年生が「生きている琵琶湖」を歌いあげ、続く竜王小学校六年生は町内の低公害車の台数や生ゴミリサイクルに関する調査結果をもとに「数十年後に今の地球が保たれているのか」と疑問を投げ掛けた。

 オゾン層の破壊や酸性雨など生態系にも影響を及ぼす環境問題が深刻化する中、「できることから取り組むことが大切だ」と竜王中学校一年生が訴え、地元のダイハツ工業と積水樹脂が環境保全活動や製品開発について報告した。

 また、日本科学未来館展示説明員の池城かおりさんが、宇宙の謎を解こうと科学者たちが目に見えないものを研究し、新発見を繰り返してきた軌跡に触れた。

 地球や科学への興味の幅を広げたところで、平成四年と同十二年にスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士で日本科学未来館長でもある毛利衛さん(57)が登場。

 学習発表の内容に関連付けて、毛利さんは子どもたちに駆け寄り直接質問を投げ掛けながら、ハイビジョンカメラを使って宇宙で撮影した吸い込まれるような美しい地球や日本列島のほか、月を撮影中に偶然富士山が見えたエピソードなどを披露し、「地球が丸く見えたときのことが印象的。本当にきれいだった」と語った。

 オゾンホールを見つけたのは日本人であることなども紹介し、干上がり小さくなっている湖“アラル海”を例に出して「宇宙からは地球の変化(環境破壊など)が手に取るように分かる」と強調、「地球は一旦汚すと大変なことになる。今から取り組めば、まだ間に合う」と宇宙船地球号の舵取りの重要性を説いた。

 質問タイムでは、「火星に人は住めるのか」や「宇宙では音が聞こえるのか」といった子どもたちの疑問に、毛利さんが「地球と似ている星なので、火星に将来住むことになるだろう。月に出張へ行く時代も来るかもしれない」と夢を広げた。

 さらに、「なぜ宇宙が好きなのか」との問いには、「北海道の余市町で生まれ育ち、夜空の星がとてもきれいだったことが宇宙に興味を持つきっかけとなった。中学校時代に思い描く夢は実現しやすい。大人になって何になりたいか持っていた方が、勉強もがんばれる」とアドバイスし、科学者のように目に見えない未来も追い求める中で道は開け、夢へと近付けることを子どもたちの心に刻んだ。

 


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