平成18年4月7日(土)第14381号

◆全県◆
県広報コンクール
東近江市―3部門で
=知事賞、協会長賞=

◆湖南・栗東市◆
RD問題
佐野社長が栗東市調査委員会で説明
ドラム缶廃棄「指示した覚えない」
=市の立入調査「持ち帰って検討」=


◆東近江・東近江市◆
水漏れ老朽化で改築
山上小のプール起工式
=完成は7月末ごろ=


◆東近江・日野町◆
800年の歴史を誇る日野祭
豪華絢爛な 曳山の引き手体験!
=日野町がツアー参加者募る=


◆東近江・竜王町◆
待ち遠しい開花 
あす「さくらまつり」
=竜王町の妹背の里で=


◆東近江・安土町◆
マントヴァ市からボンジョルノ!
公募風景写真30点を紹介
=21日まで 安土町公民館=



県広報コンクール

東近江市―3部門で

=知事賞、協会長賞=

◆全県◆

 分かりやすい広報活動の推進として、全国広報コンクールの予選を兼ねた「平成十七年滋賀県広報コンクール」(滋賀県広報協会主催、滋賀県後援)の結果が発表され、各部門の知事賞に大津市・虎姫町・近江八幡市・日野町・東近江市と東近江市永源寺有線放送局が輝いた。

 市町および有線放送が昨年一年間に発行、放送した広報物を対象に公募した結果、「広報紙の部」に十八点、「広報写真の部」に二十三点、「映像の部」に二点、「有線放送の部」に八点の計五十一作品が寄せられた。 審査には、森雅敏アートディレクター、田中哲夫デザイナー、上山哲夫県広報課長、鈴木公雄元京都放送、中島武彦元E―Radioコミュニケーションズ取締役が当たり、厳選な審査の結果、四部門の知事賞に六団体、協会長賞に十二団体を選んだ。なお、各部門(有線放送を除く)の知事賞は、日本広報協会主催の全国広報コンクールに推薦される。

 受賞団体と講評は次の通り。

 《広報紙の部
 市の部・知事賞=大津市=情報のジャンル分けなど全体を通して整理され、見やすい編集。特集ページの内容がわかる表紙づくりも良い▼協会長賞=栗東市、甲賀市、東近江市
 町の部・知事賞=虎姫町=メリハリのある紙面構成でバランスよくまとまっている。特に「ごみの分別」は図解入りで分かりやすい▼協会長賞=竜王町、愛知川町(現愛荘町)

 《広報写真の部
 市の部・知事賞=近江八幡市=撮影時刻などを工夫し、ねらい通りにほのぼのとした雰囲気が撮れ、文字色や配置など表紙への使い方もよい
 町の部・知事賞=日野町=子どもたちの表情を良いタイミングでとらえている。二つの写真の並べ方も効果的で、訴求力のある表紙に仕上げている▼協会長賞=長浜市、草津市、竜王町

 《映像の部
 知事賞=東近江市「特産品による地域づくり」=八分間のコーナー番組だが、内容として訴えるものがある。産直については、米粉によるパン作りなど真剣さが感じられ、情報価値もある▼協会長賞=近江八幡市

 《有線放送の部
 知事賞=東近江市永源寺有線放送局「気をつけて、お留守番」=全体的にゆったりとしていて、よくまとまっている。企画構成がしっかりしており、内容も住民に役立つ情報▼協会長賞=多賀町有線放送農協、信楽町有線放送農協、守山市有線放送農協


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RD問題

佐野社長が栗東市調査委員会で説明

ドラム缶廃棄「指示した覚えない」
=市の立入調査「持ち帰って検討」=

◆湖南・栗東市◆

 国基準を超える有害物質が検出されて問題となっているRD産業廃棄物最終処分場(栗東市小野)について、RD産廃処分場調査委員会がこのほど開かれ、同社の佐野正社長から事情を聴くとともに、県と市が問題解決に向けて設置したRD問題対策県・市連絡協議会についても意見した。

 このなかで佐野社長は、違法なドラム缶百五本などが処分場から掘り出されたことについては、「全く指示した覚えない。やった報告も聞いていない。知らぬうちに行われたことに憤りを感じる」と関与を否定した。

 ほかにも大量のドラム缶が埋まっているとする元従業員証言については、「他にもドラム缶があるかどうか調査すべきという声あるが、これ以上はっきりしないことをする意思はない」と拡大調査に難色を示した。

 また、同市が昨秋に処分場西側で国基準を十三・四倍上回る総水銀を確認したのを受け、これを追跡するための場内立入調査を受け入れるかどうかについては、「社に持ち帰って検討し、なるべく早く回答したい」と即答を避けた。

県・市の連絡協議会設置に「住民、専門家抜き」

委員から危惧の声多く


 このほか、同委員会では、県と栗東市が科学的データを交換し、問題の早期解決を図る連絡協議会の設置要綱が報告された。構成するのは、県は琵琶湖環境部長と同部技官、資源循環推進課長、同課参事、県南部振興局環境森林整備課長、市は助役と環境経済部長、同部次長、生活環境課長、廃棄物対策室長の計十人。会議を一般公開するかどうかは未定。

 委員からは「行政職員だけでなく、専門家も入れて科学的な調査方法を論議すべき」「問題が前進したのは住民・専門家に押されて県が動いたから。連絡協議会は住民排除するもの」「(第三者を入れないと)このままでは県と市の間では対等にならない」と批判的な意見が出た。

 これについて県は「早々に第一回の連絡協議会を開き、一般公開するかどうか、専門家による部会の設置などについて検討したい」としている。


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水漏れ老朽化で改築

山上小のプール起工式

=完成は7月末ごろ=

▲山上小学校プール改築の安全祈願祭・起工式
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立山上小学校(寺本了恵校長、生徒数二百三十九人)でこのほど、プール改築に伴う安全祈願祭と起工式が執り行われた。

 同校のプールは築三十二年が経過し、水漏れなどの老朽化が進んでいる。また、旧永源寺町時代から全面改築が進められており、校舎、体育館(木造交流施設)に続く改築として、同市は、総工費約九千六百五十五万円を支出。今年七月末までを工期に、屋外一般型のプール(大プール25m×6コース・水深一・一m、小プール20m×5m・水深65cmと45cm)を設けるほか、洗体槽、シャワーユニット、機械室等を整備する。鉄筋コンクリート造、プール本体は繊維強化プラスチック製。

 式では、行政、教育、工事関係者らによる玉串奉納に続き、中村功一市長が「大自然に恵まれた立派な環境の中で学べる子どもたちをうらやましく思います。こうした施設を利用して、心身ともに健全な子どもたちが育っていくことを心から願っています」とあいさつ、工事の安全を祈った。


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800年の歴史を誇る日野祭

豪華絢爛な 曳山の引き手体験!

=日野町がツアー参加者募る=

▲ツアー参加者が羽織る法被
◆東近江・日野町◆

 日野町と日野町グリーン・ツーリズム推進協議会は、五月二、三日に開催する「日野祭・曵山に一役がってんツアー」の参加者を募集している。ツアー最大の魅力は、地元住民が大切に守り受け継いでいる曳山の引き手として特別に参加できること。

 曳山に一役がってんツアーは、日野町のあるがままの自然・暮らし・文化を生かし、都市部や近隣市町の住民との交流の輪を広げようと企画されたもので、八百年の歴史を誇る馬見岡綿向神社春の例祭“日野祭”を地元住民の目線で体験できる。

 湖東地方最大の祭りでもある日野祭は、日野商人が寄進した幕などが光る豪華絢爛な曳山(十六基)の巡行と厳粛に行われる神事の数々が特徴的。

 町内が祭り一色に染まる二日間。宵祭の五月二日は、ちょうちんのぼんやりとした明かりで彩られた曳山が各町の山倉前などに引き出され、笛や太鼓、すり鉦による祭囃子が夜遅くまで鳴り響き、祭り気分を盛り上げる。

▲昨年関東圏から訪れた人たちが曳山の引き手に挑戦
 翌三日の本祭は、早朝から神事が続き、拍子木の合図で舵を取り、細い路地を豪快に方向転換しながら十二、三基の曳山が綿向神社を目指して巡行する。午前十一時頃には、全基が境内にそろい、曳山屋上に飾られる時代の流行を取り入れた“だし”も見物の一つ。

 本殿での儀式後、日野祭の主役・神子(通称=おちごさん)らが厳重な警護を受けつつ神社を出発すると、境内に並ぶ曳山から一斉に祭囃子が奏でられ、独特の高揚感に包まれて祭りは最高潮に達する。

 同ツアー参加者は、二日午前に国指定特別天然記念物で鎌掛地区に群生するホンシャクナゲを観賞し、曳山の美しさと威勢のよい祭囃子に浸れる宵祭へと向かう。

 三日の本祭では、特別にあつらえた法被を着て、地元住民に交じって曳山の引き手として参加する。黒の布地で背中に「近江日野 曳山」という文字と綿向山が描かれた法被を羽織ると、伝統を重んじる地元住民の心意気に少し近付くことができる。また、曳山巡行後は、郷土料理“鯛そうめん”に舌鼓を打ち、味覚でも祭りを味わう。

 日野町商工観光課の渡邊重樹主任主事は、「本祭での神事など極めて厳粛に執り行われる祭りはここだけで、どこでも見られるものではない。普通ならば、町外の人は曳山を引くことができないので、ぜひこの機会を逃さず体験してほしい」と、子どもから大人まで広く参加を呼び掛けている。 参加費は、一人七千円(地域案内料や二日分の昼食代込み)。定員は、先着二十五人。参加希望者は、日野町役場商工観光課商工観光担当(0748―52―6562)まで申し込む。


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待ち遠しい開花 

あす「さくらまつり」

=竜王町の妹背の里で=

▲先端から薄ピンク色の花びらが見え始めたソメイヨシノのつぼみ
◆東近江・竜王町◆

 今か今かと心待ちにしているのを察したのか、膨らんだつぼみの先端から少しずつ顔を出し始めたサクラの開花はもう目前―。一千本近いサクラが敷地内を染めあげる妹背の里(竜王町川守)で、八日に「さくらまつり」が催される。

 ゆったりとした自然の時間が流れる同里には、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなど約一千本が植栽されている。中でも、約四十メートルにわたるサクラのトンネルが、春探しにやってきた来場者を魅了する。

 すでにぼんぼりやちょうちんが飾られ、つぼみが膨らみ始めた段階だが、家族連れや若者グループ、カップルが芝生の上で弁当を食べたり、キャッチボールで体を動かすなど、笑い声がこだまし賑わっている。

 施設関係者は、今週末から少しずつ咲き始め、来週半ばには見ごろを迎えるのではないかと予想している。

 まだ開花していないものの、五日から「夜間ライトアップ」もスタート。昼とはひと味違ってあでやかさが増す夜桜散策が楽しめ、仕事帰りの花見会場としても最適なスポット。ライトアップは日没から午後九時までで、開花状況に合わせながら十五日まで実施予定。

 八日の「さくらまつり」は、四十五店鋪が軒を連ねるフリーマーケット(午前九時〜午後四時)やお茶会(午前十時〜午後三時)、春をテーマとした短歌会(午前十時〜午後四時)、浮き舞台上での琴演奏会(午前十時〜午後三時)が催され、ドラゴン屋台村(午前九時〜午後四時、九日も出店)も出店する。雨天の場合は九日に順延。

 詳しくは、妹背の里管理事務所(0748―57―1819)へ。

 


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マントヴァ市からボンジョルノ!

公募風景写真30点を紹介

=21日まで 安土町公民館=

▲マントヴァ市から送られてきた作品を紹介する写真展
◆東近江・安土町◆

 安土町公民館玄関ホールで、姉妹都市のイタリア・マントヴァ市風景写真展「安土町のみなさんボンジョルノ!」が開かれている。二十一日まで。

 姉妹都市の両市町が、互いの理解につなげようと、相互に風景写真の公募、展示を行っている。

 昨年は安土町から住民公募の入選作三十点を風景写真をマントヴァ市に送った。作品は展示後、市内の図書館で常設展示されている。

 逆に今回は、マントヴァ市から、公募し、選考された風景写真三十点が送くられてきた。市民がカヌーを楽しむハスの花咲くスペリオーレ湖や、歴史を感じさせる宮殿・聖堂・古い町並、広場に集う市民、まつりや凧揚げ大会の様子、西の湖にも似た風情を感じさせるメッツォ湖の雪景色など、市民に愛される自然や文化が伝わってくる。

 展示期間中に町の選考委員会で特選(安土町長賞)一点、準特選一点、入選三点を選考し、マントヴァ市へ報告することになっている。

 


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