初企画
夏休みの自由研究にも最適!
「日野の天然記念物ツアー」
=定員30人 参加者を募集中=
◆東近江市・日野町◆
日野町と日野町グリーン・ツーリズム推進協議会は、日野町内の天然記念物すべてを巡る「親子でめぐろう!日野の天然記念物ツアー」の参加者を募集している。開催日時は、八月十八日午前十時から午後四時まで。
同ツアーでは、あまり目にすることのない“熊野のヒダリマキガヤ(大正十一年十月指定)”と“鎌掛谷ホンシャクナゲ群落(昭和六年三月指定)”、“綿向山麓の接触変質地帯(昭和十七年九月指定)”、“鎌掛の屏風岩(昭和十八年八月指定)”、“別所高師小僧(昭和十九年十一月指定)”―という五つの天然記念物に触れ、同町内の自然の神秘を知り感じてもらおうと初めて企画されたもの。
当日は、午前十時に南比都佐公民館に集合し、マイカーで移動しながら高師小僧から屏風岩、ホンシャクナゲ群落を回り、昼食後、接触変質地帯とヒダリマキガヤを見学し、グリム冒険の森で一日の思い出にキーホルダーを作る。ちょうど夏休み中の子どもたちの自由研究にも最適。
参加費は一人五百円(お茶付き弁当注文の場合は別途六百円が必要)。定員は先着三十人。参加希望者は、参加者名・参加人数・住所・電話番号を記入し、電話またはファックス、Eメールのいずれかで申し込む。
申し込みおよび問い合わせは、日野町役場商工観光課(0748―52―6562、FAX0748―52―2043、Eメールkankou@town.shiga-hino.lg.jp)まで。
なお、日野町内で指定を受けている五つの天然記念物は次の通り。
【別所高師小僧】地中の植物の根や枝の周囲に、土・水に含まれる鉄分が流れきて水酸化鉄として沈澱し、根などが腐りチクワ状の鉄の固まりになったもので、断面には年輪のような同心円文様がある。南比都佐公民館で保管中。
【鎌掛の屏風岩】鎌掛の滝谷川沿い中腹に、屏風のような五十畳敷きの平らな大岩が立っている。珪化した砂岩と泥岩が三〜五センチの互層をなし、淡青黒色と灰白色の岩石の美しい幾何学的シマ模様が見る者をとりこにする。
【熊野のヒダリマキガヤ】熊野地区に三株の指定木がある。ヒダリマキガヤはカヤの突然変異種で、同地区で初めて確認された。一見普通のカヤと変わったところはないが、長楕円形の種子は普通の種子よりも大きく、種皮表面にある浅い縦溝が通常は直線だが左巻きになっているのが特徴。
【綿向山麓の接触変成帯】綿向山への一般登山道入口手前にある白い大岩をさす。古生層の石灰岩と粘板岩とが花崗岩の貫入によって変成し、ヘデンベルグ輝石や石榴石など多くの接触鉱物が混じって見られる。
【鎌掛谷ホンシャクナゲ群落】鈴鹿山脈西側の鎌掛谷標高約三百十メートルに爺斧岨(やぶそ)川があり、この北斜面の約四万平方メートルの範囲に群落が広がる。高山植物であるホンシャクナゲが鎌掛谷のように低地にしかも群生しているのは全国的にもまれなこと。四月下旬から五月上旬に開花し、深紅や薄桃色など変化に富んだ花を咲かせる。
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