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〜体の不自由な人の思い叶えたい〜
世界にひとつだけの自助具づくり
=湖南市のボランティア「工房あぼし」=
▲利用者の喜びが励みになるとメンバー(じゅらくの里)
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◆甲賀・湖南市◆
「自分でご飯を食べたい」「自分で服を着たい」。そんな体の不自由な人の思いを叶えようと、県内で十二のボランティアグループが自助具を製作している。そのうちのひとつ、湖南市じゅらくの里(長寿寺)を拠点に活動する「工房あぼし」を訪ねた。
自助具とは、体の不自由な人が、今まであきらめていたり、人に頼んでいた動作を、出来るだけ自分の力で行うため使う道具のこと。日常生活を快適に送れるだけでなく、自分で動くのでリハビリにもつながる。
例えば、脳卒中を患い、はしと茶わんを両手で同時に持てない人は、茶碗をテーブルに置いて食べざるを得ない。口もとから茶わんが遠いので食べ辛く、たいへん不自由な動作だ。
ところが、片手用茶わんホルダー=写真=を使えば、ホルダーにのせた茶わんを口元にくるように高さを調節し、台座の板を座いすや座布団の下に差し込んで固定すれば、楽に食べることができる。
工房あぼしではこのような自助具を、障がいをもつ人の身の周りの世話をするケアマネジャーから依頼を受けて、毎月二回の活動で製作している。障がいの症状は一人一人が異なるので、既製品の全てがあうとは限らない。工房では、本人の希望にきめ細かく対応できるので、「世界にひとつだけの自助具」がつくれるのが特長だ。
メンバーは、裁縫の得意な人や、工具を使いこなす人など、モノづくりにかけて腕に覚えのある五十代、六十代の男女十人が登録している。
代表の塩川弘見さん(62歳)「働く意味は、生活のためだけではなく、世の中に役立つためという面もある。退職後、モノづくりの経験を生かしてボランティア活動を始めたが、利用者の喜びの声を聞いて、やり甲斐を感じている」と話している。
問い合わせは、特養ホーム美松苑内の高齢者支援センターみくもの谷さん(0748-72-4705)へ。
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滋賀県側 トンネル事業説明会
国道421号「石榑峠道路」
目的や必要性、整備効果など強調
=三重県側 すでに150メートル掘削=
▲永源寺産業会館で開かれた石榑峠道路事業説明会
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◆東近江・東近江市◆
国土交通省滋賀国道事務所と滋賀県東近江地域振興局建設管理部は合同で先月三十日、滋賀と三重を結ぶ国道421号改築工事「石榑峠道路」に関する事業説明会を東近江市の永源寺産業会館で開催した。
地権者を含む一般住民ら約五十人が参加し、事業目的や必要性、整備効果、これまでの経過、工事の進ちょく状況などについて説明を受け、熱心に耳を傾けていた。
滋賀国道事務所の平兆雄副所長は、開会あいさつで「現在の道路は(狭い上に通行止めが多く)国道の形態をなしていない。一日も早い開通ヘ協力、支援をお願いしたい」と呼び掛けた。
国の直轄事業のトンネル(四・四キロ)と県施工の黄和田工区(二・九キロ)に分け、国道事務所と地域振興局建設管理部がそれぞれ説明を行い、工事の早期着手や未改良区間の早期改修の必要性などを強調した。
事業目的と必要性については、県境付近は標高約六百メートルもあり、山間部の道路幅が狭く旧勾配、急カーブが続くため、2トン車以上は通れない。その上、一年の三分の一(昨冬百十八日間)が積雪で通行止めになるなど、国道の機能を十分に果たしていない点などを挙げた。
こうした現状から昨年五月、石榑峠道路工事の起工式が行われ、すでに三重県側ではトンネルの掘削工事が進み、約百五十メートルに達していると、工事の進ちょく状況を説明した。
国道421号は、滋賀県東部地域と三重県北勢地域の連携を強化する重要な道路で、工事完成によって交通機能の安定・円滑を確保するとともに、一日五千台の通行が見込め、利便性の向上・地域の活性化・地域間の交流に大きく寄与するとの整備効果を示した。
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3校の3年生が遠隔授業
市内のネットワークを活用して
=甲津畑小、布引小、能登川北小で初=
▲市内で初めて行われた3校共同のテレビ遠隔授業(布引小で)
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◆東近江・東近江市◆
東近江市の合併を機に構築されたテレビ会議システムを利用した学校間の遠隔共同授業が二日、初めて行われた。
この日の授業に参加したのは甲津畑小、布引小、能登川北小の三校の三年生合わせて七十五人。甲津畑小の児童が校外学習で訪れた湖東歴史民俗資料館(北菩提寺町)を基点に、布引小のコンピュータ室、能登川北小の会議室の三カ所をネットワークで結び、布引小と能登川北小の児童が資料館から送信されてくるテレビ映像を観ながら、甲津畑小の児童と一緒に授業を受けた。
この日の授業は社会科の「人々の暮らしのうつりかわり・くらしが分かる道具」のテーマで計画され、同資料館の牧野征二館長と佐野尚子学芸員が、展示資料を示しながら暮らしの中の道具を通して、昔の人がどんな日常生活を送っていたのかなどを解説。三校の児童たちは知識を深めていく中で、牧野館長や佐野学芸員から出される質問に答えたり、反対に質問を順番に出したり、また、自分が考えた事を発表するなど学習交流の場を持った。
布引小と能登川北小の児童たちは、現場に居るような疑似体験を、また、甲津畑小の児童たちは、普段にない大勢の同級生からいろんな意見を聞き取る学習環境の機会を得て、初めて経験するテレビ会議システムを利用した授業に興味を示していた。
居ながらして同時中継の映像が共有できる授業は、学習の対象が遠方の場合、児童たちが現場まで行かなくても大勢が同時に学習できる比類のない便利な手法で、その活用が図られている。
テレビ会議システムを整備してきた市教育研究所と市コンピュータ教材開発推進委員会では、テレビ会議システムを今回のように現場中継による映像で学習対象に近づけることや、見学の事前学習の手段として取り入れたり、すでに学習した内容の補足や発展などのツールとしての活用を目指している。
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季節の連歌募集
付句&前句
=締切は15日=
◆東近江・東近江市◆
宗祇法師研究会は、歌の楽しみを広め歩いた日本三大歌人の一人、連歌師宗祇法師の故郷・東近江市を誰もが親しめる連歌の里にしようと、季節を表す連歌を募集している。
作品は「笑顔には 笑って逃げる 鬼の面」(河崎章さん詠、山路町)に続く七・七の短句と、「下萌え始む 春はそこまで」(薗義男さん詠、小川町)に続く五・七・五の長句の『二月付句』。また、『四月前句』の長句、短句も呼びかけており、今月十五日の正午まで受け付けている。
作品は、「二月付句」の短句・長句、および「四月前句」の長句・短句をそれぞれ一句のみにし、ハガキまたは所定の用紙に作品(ふりがな)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、能登川支所玄関ロビーまたは能登川病院、同公民館、総合文化情報センター設置の投句箱へ投句する。 郵便での投句は、〒521―1235東近江市伊庭町2280番地、西村輝彦さんへ。
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蒲生郡選挙区
元竜王町職員 佐橋氏が出馬へ
=県議選=
◆東近江・竜王町◆
四月八日に執行される滋賀県議会議員選挙の蒲生郡選挙区(定数二)に、元竜王町職員の佐橋武司氏(58)=弓削=が出馬することを明らかにした。
佐橋氏は、約四十年間にわたる行政経験を生かして、蒲生郡の発展と課題解決に向け、県とのパイプ役を果たしたいとの思いから出馬を決意、先月三十一日に辞表を提出した。これから本格的に同級生を中心とした選挙体制を整える。
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防災力強化の小さな助っ人
=近江八幡消防署に配置=
▲久保消防長(右)に目録を手渡す山本主査――近江八幡消防署で――
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◆東近江・近江八幡市◆
(社)日本損害保険協会が地域の防災力を高めてもらおうと行っている消防車の寄贈事業で、このほど東近江行政組合消防本部への寄贈が決まり、配置される近江八幡消防署で先月三十一日、受納式が行われた。
同協会では、大地震の予想されている東海、近畿、四国や、自然災害などの発生が心配される地域を中心に、寄贈事業を毎年実施しており、今年度は全国で二十台、離島に五台の計二十五台を寄贈、そのうちの一台が県内では唯一東近江消防に寄贈されることになった。
今回寄贈された車両は、全自動小型動力ポンプ付き軽消防自動車(四輪駆動)で、管内消防署でははじめての軽消防自動車の配置となる(消防団では配置の団もある)。大型消防車が侵入できないところまで出動することが可能となり、その機動力が期待される。
山本武弘同協会近畿支部主査から久保九二雄東近江行政組合消防長に目録が手渡され、久保消防長は「財政厳しい中で、貴重なものをいただいた。住民の生命と安全を守るために、活用させていただきます」と感謝の気持ちを伝えた。
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