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県内初 能登川南小で
こどもエネルギー教室
=「気づき」大切に出前授業=
▲学習のきっかけから保全行動につなげていく「こどもエネルギー教室」
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◆東近江・東近江市◆
東近江市立能登川南小学校でこのほど、環境やエネルギーに対する理解と興味を深め、地球環境を守るスマートライフを身につけてもらおうと、県内の小学校では初めてとなる経済産業省近畿経済産業局委託、株式会社アクセプト(大阪府)による出前授業「こどもエネルギー教室」が行われた。
同省が進めるエネルギー地域普及啓発事業の一環として、受託する同社が開くエネルギー学習のサポート授業。対象は、環境・エネルギー学習を次年に控えた小学四年生と、具体行動につなげる五〜六年生で、学習のきっかけづくりをファシリテーター(参加者の心の動きや状況を見ながらプログラムを進行して行く促進者)が行い、各教室の担任教諭が深部へと導く新スタイルの連携授業となっている。
同校では、保全活動に実践できる人づくりとして、子どもたち自らが環境を学び、学校や各家庭、地域から循環型社会を築いていく環境保全学習「エコスクール」の認定を受けており、五〜六年生を中心に省エネ活動や地下水・雨水利用などに励んでいる。
このため同事業に応募し、五日から八日までの四日間、五・六年生は二回、四年生は一回の授業が組まれ、世界のエネルギー事情や資源との関連性など、五つのテーマでプレゼンテーション式の授業が開かれた。
第二日目のこの日は、四年生対象の学年授業が行われており、ファシリテーターとして来校した(株)キャリアリンクの教育コーディネーター・吉澤秀樹さんが、クイズを出しながら地球上に生きる約三百万種の生命やエネルギーの大切さ、地球温暖化の原因を説明していった。
また、美しい映像と音楽を通して、多くの生き物たちが絶滅の危機に瀕していることを感覚的に伝え、子どもたちに「美しい地球を壊すのは人間、守ることが出来るのも人間。私たち人間や地球上に生きるすべての仲間を救うため、一人ひとりが出来ることを考えよう」と呼び掛けた。
授業を終えた児童たちは「四十年後にはガソリンが無くなるなんてビックリ」「温暖化が進むと日本はどうなるんだろう」などと話し、これからどう行動すべきか、それぞれの心で感じ取っていた。
この五十年間で南極の気温は二度も上昇し、五千億トンもの氷が一カ月足らずで崩壊してしまったこともある。こうした環境・エネルギーの問題は次代に生きる子どもたちにとって重大な課題だが、私たち大人世代が「地球保全」という大きな宿題を子どもたちに課せてしまった責任について考え、行動する必要がある。
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36年前の
アニメ「サザエさん」
=10日に上映会=
◆東近江・東近江市◆
東近江市能登川博物館(同市山路町)の集会ホールで十日、三十六年前のアニメ「サザエさん」の上映会が開かれる。
昔の暮らしを知り、子どもたちに先人の知恵や物を大切にする心を感じてもらおうと、毎年この時期、小学三年生の社会科授業に合わせた民具展を開いており、今年は、各世代に人気のあるアニメ「サザエさん」をヒントに、磯野家に登場する民具約百二十点(黒電話、ちゃぶ台、魔法瓶など)を展示している。
開催期間は十日までだが、「ぜひ、子どもたちに見せてあげて!」と、三十六年前のフィルムを住民から借り受け、十日午後一時半から「ぼくにまかせて」「お茶漬けさらさら」「春よふたたび」(昭和四十六年三月二十七日放送)などを上映する。
申し込み不要。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。
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第2回インリーダー会
楽しい科学実験で交流
=市内子ども会から70人が参加=
▲マイナス20度Cの体験ゾーンでマイナス200度Cの液体窒素を使ってペットボトルの炭酸飲料を瞬間冷凍する実験に取り組む子どもたち。
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◆東近江・東近江市◆
東近江市内の子ども同士が楽しい科学実験や工作を通して交流を深める「第二回インリーダー会」が四日、西堀榮三郎記念探検の殿堂で開かれた。
市子ども会連合会が市内十四地区の子ども会の代表や役員に参加を呼びかけて開いたもので、小学生と役員、中・高校生のジュニアリーダーら合わせて約七十人が集まった。
参加者たちは、おもしろ科学実験グループ「コロンブスの卵」のメンバーの指導で二種類のストローで笛をつくる工作や薄くスライスした発砲スチロールで作る植物模型「アルソミトラ マクロカルパ」の製作、館内の体験ゾーン(室温マイナス二五度C)でマイナス二○○度の液体窒素でペットボトルの炭酸飲料を瞬間冷凍する実験、またダイヤモンドダストができる現象に二つのグループに分かれて取り組んだ。
インリーダー会は、興味を示す教室や研修を通して合併で市域が広くなった子ども会の連合組織の交流を深め、指導に当たる役員同士の意見交換や親睦を深める場にしようと開催されたもので、参加した指導者からは「子どもたちが小学校を卒業してからも、仲間のリーダーとして地域の活動に携わってほしい」と期待が寄せられた。
子どもたちからは「いい体験が出来て楽しかった」と好評だった。
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蒲生スマートIC早期実現へ
東近江市議会が推進決議
地域経済の活性化に不可欠
=市勢発展に多大な効果見込む=
◆東近江・東近江市◆
東近江市議会は六日の臨時議会で、議員提案による名神高速道路の八日市インターと竜王インターの中間地点に計画の「蒲生スマートインターチェンジ早期実現に関する決議」を共産を除く全員が採択した。
すでに同市が蒲生地区木村地先に用地(六・二ヘクタール)を確保していることから、市の発展と地域活性化に生かそうと、議会側もスマートIC(ETC専用のインターチェンジ)の早期実現に結束を固め、動き出したことになる。
議会運営委員会(十人)の畑博夫委員長が提案者となり、共産一人を除く議運メンバー全員が賛同し、同議案を宮部庄七議長に提出したもので、ここでも共産六人を除く賛成多数で可決した。
市議会も、蒲生スマートインターチェンジは本市の発展に極めて重要な施設との認識に立ち、早期実現を強く求める姿勢を示す一方、十三日には整備手法や運営上の課題の把握、利活用の調査研究などを行う「(仮称)蒲生スマートIC設置検討会」が設立される。決議文の要旨は次の通り。
「本市は、名神高速道路をはじめ国道8号、307号など主要国道が通過する交通の要衝の地である。加えて、国道421号石榑峠道路のトンネル工事が進められ、今後ますます、近畿圏と中部圏の交流が活発化することは言うまでもない。
国土交通省は、既存の高速道路の有効活用や地域経済の活性化を目指し、建設・管理コストの削減可能なETC専用のスマートインターの導入を推進している。さらに、名神名阪連絡道路構想では、蒲生地先でのインター設置を要望しており、すでに一部用地を先行取得している。
本市には、わが国を代表する大手企業をはじめ約四千七百の企業・事業所が立地し、沿線地域の産業経済の発展や観光の振興、交通機能の充実、緊急時への対応など、多くの効果が期待できる」
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竜王インター近く
山林約16ヘクタール
近江観光が 竜王町へ寄付
=公共的施設の活用検討へ=
▲近江観光が寄付する土地周辺の航空写真
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◆東近江・竜王町◆
覚書調印式に出席したのは、近江観光株式会社・馬場勝男常務取締役と西武鉄道株式会社・五代儀俊悦常務取締役上席執行役員、山口喜代治竜王町長、勝見久男助役のほか、東近江地域振興局・古川太郎局長や地元県・町議会議員、同町自治会連合会役員、山中・薬師・希望が丘・小口の自治会代表者ら。
西武鉄道は、昭和三十四年に竜王インター周辺の土地三百七十九ヘクタールを取得し、所有地の一部を活用して同五十七年に竜王ゴルフコース(約百三十ヘクタール)を開業。また、住宅団地(七十二ヘクタール)の整備事業も計画したが、日本経済の陰りが見え始めた平成元年に事業の廃止を決めた。
その後、新たにスポーツ(ゴルフ)・アミューズメント(遊園地)・ショッピングを盛り込んだ複合施設を建設する「竜王リゾート計画」(約百五十九ヘクタール)を立案。しかし、経済情勢の変転でレジャー産業の採算性が見込めず、有価証券報告書問題などに絡み西武グループ自体が再編を強いられ、開発事業に注ぎ込む資金繰りも苦慮する状況となったため、平成十七年十一月に町へ計画の白紙を申し入れていた。
▲五代儀常務と馬場常務が見守る中、覚書に押印する山口町長(竜王町防災センターで)
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竜王インター周辺の活性化をまちづくりの一つの核としている竜王町は、同十八年二月から西武鉄道と交渉を重ね、十二月には公共的施設の活用を条件とした土地の寄付に双方が合意し、今回、調印の運びとなった。
西武鉄道の五代儀常務は、計画倒れが続いた過去の経緯に触れ「計画を白紙撤回し、大変な迷惑をかけ申し訳なかった」と深く頭を下げた。馬場常務ともども「土地の提供で竜王町のまちづくりや地域発展に貢献できるなら、当社にとっても喜ばしいこと。今日の日を契機に信頼関係をもう一度形成し、できる限り協力していきたい」と語り、三井不動産とともに進めている商業施設建設(約十八ヘクタール)実現にも意欲を示した。
土地取得から約五十年が経過し、山口町長は地元地権者の思いを代弁しながら「個性あふれるたくましいまちづくりに向け活用したいとの思いにこたえ、英断いただいたことはこれからの町の大きな夢へとつながる。町の玄関口でもあるインターの強みを生かせるよう、インター周辺の土地利用計画を見直し、三月末までにまちづくり構想をまとめていきたい」と前向きな姿勢を見せた。
残る未活用の土地約二百ヘクタールは、現段階で活用方法が決まっておらず、五代儀常務は「状況を見ながら検討していきたい」と述べるにとどまった。
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