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甲賀市の八阪神社
本殿など7件
=文化審議会が有形文化財答申=
▲八阪神社本殿
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◆全県◆
国の文化審議会はこのほど、甲賀市の八阪神社本殿など七件の建造物が新たに登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申した。対象建造物は、八阪神社本殿(甲賀市)一件、旧豊郷尋常高等小学校本館(豊郷町)一件、古川家住宅主屋(同)一件、古川家住宅客間棟(同)一件、古川家住宅離れ(同)一件、古川家住宅蔵(同)一件、木之本町きのもと交遊館(木之本町)一件の七件。
八阪神社は、甲賀市信楽町の中心部から約二キロメートル南方、信楽川左岸の柞原(ほそはら)の集落南端の山裾に位置している。建立は、棟札から江戸時代中期の貞享五年。本殿は、正面二・三メートル、側面二・三メートルの一間社流造で、屋根は檜皮葺(ひわだぶき)、現在は、覆屋の中に納められている。また、比較的規模の大きな一間社流造で、時代にふさわしく木鼻や蟇股(かえるまた)を彫刻で飾り、建物全体に極彩色が施された、華やかな建物である。
▲旧豊郷尋常高等小学校
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旧豊郷尋常高等小学校本館は、豊郷町四十九院にあって、旧中山道から少し北に入った敷地に建っている。明治二十年に開校した至塾小学校の講堂として建設され、その後、二十四年に旧豊郷尋常高等小学校の本館となり、現在は財団法人芙蓉会(ふようかい)の所有となっている。建物は、正面十三・二メートル、側面七・五メートル、長方形平面の木造二階建で、屋根は寄棟造、桟瓦葺。正面中央に切妻屋根を架けたバルコニーを、洋風の車寄せとして取り付けているのが特徴。講堂、本館、教員宿舎と改造の変遷はあるが、県内に残る数少ない、明治時代前期の擬洋風校舎である。
古川家は、油屋を営んでいた家柄で、かつては酒屋であったとも伝えられている。屋敷地は、旧中山道に面し、街道の西側に奥行きの深い敷地となっている。
主屋は、門と板塀を介し敷地正面の街道沿いに位置し、油屋の店舗兼住宅として建てられた。茅葺(かやぶき)屋根を瓦形鉄板で覆った入母屋(いりもや)屋根が、街道から目をひく。主屋の後隅には瀟栖な数寄屋建築の客間棟が接続し、さらに後方には渡廊下づたいに雁行形に接している離れと蔵とが、主屋背面の庭をコの宇型に囲むように建てられ、良質な和風邸宅の空間を伝えている。
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誓光寺(信楽町)の十一面観音立像
=国重要文化財に指定=
▲平安時代末の温雅な作風の十一面観音立像
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◆甲賀・甲賀市◆
甲賀市信楽町上朝宮、誓光寺の木造十一面観音立像と像内納入品がこのほど国の重要文化財に指定された。
木造十一面観音立像は像高百四・九センチで、頭上に十一個の化仏を戴き、左手に蓮華を、右手に数珠を持って、右足を少し前に踏み出して立つ。像の主要部は頭体を通してヒノキの一材から彫り出し、両耳の後方を結ぶ線で前後に割り放ち、内刳りを施す、いわゆる一木割矧造(はぎづくり)の技法で造られ、表面に漆箔を施す。
ふっくらとした面相に穏やかな目鼻だちを刻むところや、適度の厚みと張りのある肉身部に平安時代末期の温雅な作風が認められ、身にまとう着衣の衣文の表現も巧みである。このように優れた出来栄えを示すことから、中央仏師の手によって制作されたと考えられる。
また、像内の納入品は、平成五年の保存修理で発見された。このうち、長方形の板材には十一面観音の頭部が描かれており、頭上十面のみを含め、本面の輪郭や目鼻ロの墨線に沿って鑿(ノミ)が打ち込まれている。これは、造仏をはじめるにあたり、仏師によって行われる手斧始(ちょうなはじめ)の儀礼の痕跡が残る御衣木(みそぎ)の一部と見られ、記録でしかうかがえない古代の造仏儀礼の様子を唯一、遺品の上で示す貴重な例といえる。
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4年ぶり 3回目 多賀が優勝
第19回「長山杯」少年野球
出場32チームから抜け出す
=3位に三雲 準優勝は惜敗の秦荘=
▲貴重な多賀の決勝点
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◆東近江・東近江市◆
第十九回長山杯争奪・春季少年野球大会(吉沢体育振興事業団主催)の決勝戦は三月二十五日、雨上がりの肌寒い東近江市立長山公園グラウンドで行われ、実力伯仲の強豪を抑え混戦から抜け出した多賀少年野球クラブが四年ぶり三回目の優勝を果たした。
大会には県下最大を誇る三十二チームが出場し、初日を勝ち上がった十六チームが二日目の二回戦へと駒を進め、準々決勝を制した多賀少年野球クラブ、秦荘スポーツ少年団、三雲スポーツ少年団、八幡スポーツ少年団が四強入りした。
準決勝は、大会最終日にふさわしい好ゲームを展開し、秦荘が三対三の同点で三雲に抽選勝ちし、多賀が三対一で八幡を退け、それぞれ決勝戦に勝ち上がった。混戦から抜け出した上位四チームの実力は伯仲し、どのチームが優勝しても不思議ではない感動を伝えた。
▲記念メダルを贈る吉澤大会長ら
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決勝戦では、両チームのエースが一歩も譲らず、秦荘ヒット三本、多賀一本の好投をみせ、試合は最終回にもつれ込んだ。最終回裏、多賀は、押し気味に試合を進める先攻の秦荘から、先頭打者が三塁打を放ち、試合を決める貴重な一点を挙げ、出場三十二チームの頂点に立った。
三位決定戦は、八幡が二回先取の一点リードを守れず、五回に二点を挙げ逆転した三雲が制した。大会を振り返って、川島正次審判長は「上位四チームの実力は伯仲し、どこが勝ってもおかしくない素晴らしいゲームだった」とたたえた。
表彰式では、上位三チームの各選手に記念メダルが贈られ、多賀の辻天薫投手、秦荘の太田将野投手にそれぞれ最優秀選手賞を贈ったほか、活躍を見せた三選手に特別賞、二十五人に優秀選手賞、十人に敢闘賞が手渡された。それぞれの名前が読み上げられるたびに、選手やスタンドから歓声が沸き、緊張の糸が切れた少年の顔に笑顔が戻った。
学童野球のシーズン開幕を告げる長山杯は、子供の成長を占う大会として県下に知られ、夏を鍛え抜いた選手の成長ぶりとともに、六年生最後の秋季大会「1・1・3平成杯」(姉妹大会)で今シーズンを締めくくる。
吉澤澄雄大会長は、閉会あいさつで「夢と希望を持ち続け練習に励み、多くの経験を積んで悔いの無い一年にしてほしい。秋を楽しみにしている」と野球少年を激励した。
【決勝戦】
秦荘スポーツ少年団
0000000 0
0000001 1
多賀少年野球クラブ
【3位決定戦】
八幡スポーツ少年団
0100000 1
000020× 2
三雲スポーツ少年団
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西部勤労者の会
第1回 グラウンドゴルフ
=120人参加 親睦楽しむ=
▲東近江市西部勤労者の会の「第一回親睦グラウンドゴルフ大会」
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◆東近江・東近江市◆
東近江市南須田町のやわらぎの郷公園でこのほど、東近江市西部勤労者の会(今堀敏仁会長)による『第一回親睦グラウンドゴルフ大会』が開かれた。
昨年一月の合併によって旧能登川町勤労者の会と、復活した五個荘地区の同会が「西部勤労者の会」として発足し、親交を深める初めての交流イベントで、老若男女の約百二十人が一チーム六人に分かれて九ホールを回り、和やかな雰囲気のなかゲームを楽しんだ。
旧能登川勤労者の会では、五十二年の歴史を持ち、地域への奉仕活動として、カーブミラーの清掃や道路のゴミ・空き缶拾い、琵琶湖一斉清掃への参加、特別養護老人ホームでのボランティア活動を行うほか、会員同士の交流と絆を深めるスポーツ観戦、一泊旅行等を開いている。
今回、五個荘地区との初交流イベントとあって、市会議員らがお祝いに駆けつけ、ホールインワン賞が設けられた一ホール前では参加者らと共に声援を贈った。
グラウンドゴルフは、三十メートル先のホールポストまでボールを打つ馴染みやすいスポーツだが、芝の目や砂の摩擦を読むなど力加減が難しい。参加者らは「こんなに動いて、笑ったのは久しぶり」と一喜一憂しながら夢中になり、気の合う仲間づくりも楽しんでいた。
大会結果は次の通り(敬称略)。
優勝=横井郁子▽2位=池尻勇▽3位=三輪章三
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藤居本家で
MUSEカジュアルコンサート
=4月28日 けやきの大広間=
◆湖東・愛荘町◆
愛荘町長野の蔵元・藤居本家で四月二十八日「MUSEカジュアルコンサート」が開かれる。気軽に楽しめる音楽会で、今回は滋賀県在住の女性音楽家三人で構成するグループ「MUSE」を招いて、和の要素にモーツァルトを組み入れた独自のオリジナルコンサートを繰り広げる。
メンバーは、ボーカルの高木充江さん、ピアノの今堀智子さん、ハープの神前千草さんの三人に大阪を拠点にユニークな活動をしている清原千賀さんが友情出演する。
「さくら」などの日本の歌から「涙そうそう」や「川の流れのように」などおなじみのヒット曲に楽しいトークを交えながらステージを盛り上げる。また、けやきの大広間の和の空間に合わせた着物ドレスも披露する。開演は午後二時から。一時間前からは酒蔵の見学会も開かれる。コンサートのチケットは二千円。問い合わせは藤居本家(0749-42-2080)へ。
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