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夏休み 車に気を付けて!
24日まで 交通安全県民運動
子供や高齢者の事故防止
=飲酒根絶 シートベルトも=
◆全県◆
“「ありがとう」ゆずりゆずられ滋賀の道”をスローガンに、十五日から「夏の交通安全県民運動」を展開している。夏休みに伴う児童・生徒の屋外活動の活発化や夏のレジャー交通の増加などで、交通事故の多発が予想されるため、県民一人ひとりの意識を高め、交通ルールの実践と正しい交通マナーを身に付けてもらうのが狙い。
二十四日までの運動期間中は▽子どもと高齢者の交通事故防止▽飲酒・暴走等悪質・危険運転の根絶▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―を三重点として、県民総ぐるみによる運動に取り組む。
昨年発生した自動車乗車中の死者四十一人うち、シートベルト非着用者は二十六人(六三・四%)にも達し、このうち着用していれば十二人(四六・二%)が助かったとみられる。
さらに、子供(十五歳以下)の負傷者約千人の中で、半数の五百人が自動車乗車中だった。そのうち半数を占める未就学児童・幼稚園児の約三分の一がチャイルドシートをしていなかったことから、着用推進に力を入れることにした。
運転者には「車に乗ったらまず全席シートベルト」の習慣付けや同乗者への促進、チャイルドシートの使用、家庭では出掛ける前に必ず「シートベルト着用」の声かけをしてもらう。
夏休みに入って遊びに夢中になり、注意が散漫になる子供や、多発する高齢者事故の防止へ、地域ぐるみで「車に気を付けて!」の一声運動を推進してもらうほか、運転者には思いやり、ゆずりあい運転を呼び掛け、体験・実践型交通安全教室の開催をすすめる。
一方、夏場の家族やグループによるレジャーは、飲酒の機会が増え重大事故に直結するとして、飲酒運転の撲滅に力を入れるとともに、夏に多発する集団暴走などの無謀運転にも目を光らす。
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高卒者就職試験で
=不適正質問企業は61社=
◆全県◆
県教委人権教育課はこのほど、新規高等学校卒業者就職選考試験における不適正質問についてまとめた。
昨年度卒業の県内の高校生で、就職選考試験を受験した生徒二千三百十一人を対象に、就職試験の面接時に不適正な質問を受けた生徒の報告をまとめたところ、不適正な質問をした企業は六十一社(県内五十五社)で、全体八百五社(県内六百六十八社)の七・六%(同八・二%)を占めた。前年度の九十八社(同七十九社)より三十七社(同二十四社)減少したが、採用選考において不適正な質問をする企業が依然として多く見られ、公正な採用選考を求めていく必要がある。
職業選択の自由および就職の機会均等の保障は、基本的人権の一つとして憲法ですべての人に保障されており、採用選考にあたっては雇用する側が人権尊重の精神に基づき、応募者の基本的人権を尊重し、適性・能力のみを基準として行うことが何よりも重要なことである。
県では、高等学校卒業予定者の採用に関して、行政機関、関係諸団体などにより進路保障推進協議会を結成し、公正な採用選考が行われるよう企業・関係諸団体に働きかけ、これまで取り組んできた。
しかしながら、差別につながるおそれのある不適正な質問などがあり、企業の理解と認識を深めなければならない課題も残されている。公正な採用選考の推進とともに、就職の機会均等の見地からも関係機関とのより一層の連携に努める。
面接時の不適正な質問としては、全体で七十五件(県内六十七件)あり、そのうち家族構成を問うもの二十二件(同二十一件)、住所や住所略図二十七件(同二十四件)、家族の職業四件(同四件)、本籍地・出生地一件(同一件)など身元調査につながる恐れのあるものが五十四件(七二%)、愛読書十五件(同十一件)、尊敬する人物五件(同五件)など本来自由であるべきものについての質問もあった。
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平和の大切さ後世に
遺族会永源寺支部
=忠霊塔を巡拝=
▲白菊をささげ、戦没者の冥福と平和を祈念する遺族ら
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◆東近江・東近江市◆
東近江市遺族会永源寺支部(奥居清一郎会長、会員三百二十六人)はこのほど、戦争の犠牲となった旧永源寺町内の戦没者三百九十八人の御霊を供養し、恒久平和と命の尊重を祈る忠霊塔巡拝を行った。
戦争を知らない世代が国民の過半数を占めるなか、平和のありがたさや命の重みを感じる心の薄れから、人を殺める凶悪事件が多発し、年々低年齢化が進んでいる。
遺族会では、今ある平和の礎には幾多の尊い犠牲があった事実を認識し、改めて命の尊さと平和祈念の心を持ってもらいたいと、海外戦跡慰霊巡拝や写真展、平和祈願リレー行進などを行っている。また、永源寺支部では、愛する家族や恋人、友人を奪われた者こそ、真の平和を追求する行動が残された使命―と、戦後の激動を生き抜いた記録集を発刊、生の声を届けている。
この日の忠霊塔巡拝は、二度と戦争遺族をつくってはならない―の思いから、遺族をはじめ、英霊に答える会有志らが参列したもので、大龍寺の井上義正住職を導師に、地区内にある二十四基の塔を巡拝し、国内や満州・ボルネオ・レイテ島・バナウェイなど、他国で亡くなっていった三百九十八人に、白菊を供花していった。
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等身大の子どもら紹介
近江八幡市で県内巡回写真展「Vietnam」
ベトナム・ツーヅー病院平和村
=東茂子さん 戦争が残したもの=
▲たくましく生きる枯葉剤による先天性障がいをもつ子どもらの姿を紹介する写真展
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◆東近江・近江八幡市◆
米軍枯葉剤の影響と考えられる先天性障がいをもつ子どもらの共同生活施設「ツーヅー病院・平和村」が、ベトナム・ホー・チミン市にある。栗東市在住のアマチュアカメラマンの東茂子さん(49)は、二年前から子どもらの表情を撮り続け、このほど念願の県内巡回写真展「Vietnam(ベトナム)」にこぎつけた。
先日の湖南市立甲西図書館に続き、近江八幡市立図書館でも展示が始まった。重いハンディキャップを持ちながらも、はじけた笑顔や、気持ちよさそうな寝顔などにあふれ、作品からは暗さが伺えない。
東さんは、「この手の写真展は悲しい表現が多かった。それも大事だが、ボランティアスタッフとして施設にかかわるうち、やんちゃで明るい等身大の子どもらの姿を伝えたいと思った」とにっこり。
十一年前、観光で同国を訪れてから、気質や風土を気に入り、年一回のペースで訪問するほど惚れ込んだ。平成十二年からはツーヅー平和村を見学するNPOのツアーに参加、二年前から短期ボランティアとして関わる。
作品に登場する、両腕がないリンちゃんは、今年五月末から六月初めにかけて来日し、足を使って書道に挑戦するなど、日本文化を体験した。
写真展を通じて東さんは「ベトナム戦争が終わって三十年以上たつ今もなお、枯れ葉剤の影響が子どもに残っている。それでもたくましく生きる姿を知ってほしい」と紹介する。会期は二十四日まで、二十三日休館。
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思い出や感動を刻んだあの本
「たいせつな1冊」展
=近江八幡市立図書館 応募募る=
▲特設コーナーで開かれている「たいせつな1冊展」
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◆東近江・近江八幡市◆
「この作者の本は全部好きですが、一番最初に出会ったのがこの本。はじめて書いたファンレターに返事が届き、うれしかった」「幼稚園の先生に読んでもらって、出てくる食べ物がおいしそうでたまらなかった。イチゴとはちみつのサンドイッチがおいしそうで、いつか大人になったら食べようと思っていた」「はじめて小学生で読書感想文を書いた本。本には落書きがあり、お古の本であることを父から聞いた。あの本を自分より前に読んだ人がいたことをこの思い出を書くことで知った。同じシリーズの本を買ってもらったときはとてもうれしかったことを覚えている」……。近江八幡市立図書館一階特設コーナーに「たいせつな1冊」とともに紹介されているメッセージの数々。
新図書館開館十周年を記念して開催している記念事業として、今月から新たに、「たいせつな1冊展」が始まった。十一月三十日まで、図書館利用者の心に残る一冊の本を、その人の思い出とともに紹介。それぞれの「たいせつな1冊」が、また、だれかの新しい「たいせつな1冊」になるかもしれない。
図書館では、入口正面の「としょまる」横に専用ポストを設置して、利用者から応募を受け付けている。感銘を受けた本、自分自身の思い出をよみがえらせてくれる本、元気を与えてくれる本――など、老若男女を問わず、応募を呼びかけている。応募期間は十一月二十日まで。随時、展示の入れ替えを行う。問い合せは、同図書館(0748―32―4090)まで。
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