平成19年8月18日(土)第14804号

◆東近江・東近江市◆
今年上半期 死者2人 負傷は7人
東近江地域 火災状況まとめ
さらに放火の恐怖広がる
=建物うち住宅が半数占める=

◆東近江・東近江市◆
日韓交流の歩み伝える!
「石塔フェスティバル」
=26日=


◆東近江・東近江市◆
キリン一番搾り飲み放題!
近江鉄道「ビア電」運行
=予約受付 八日市―彦根駅間=


◆東近江・近江八幡市◆
だれでも、いつでも、お気軽に
「みんなの居場所」来てみて
=近江八幡の町家に日曜日開設=


◆東近江・安土町◆
考古学の魅力
あの遺跡は今!!
県内初・最古級の石器も登場
=19日 県立安土城考古博物館=


今年上半期 死者2人 負傷は7人

東近江地域 火災状況まとめ

さらに放火の恐怖広がる
=建物うち住宅が半数占める=


◆東近江・東近江市◆

 東近江行政組合消防本部は、このほど今年上半期(一〜六月)の火災発生状況をまとめた。それによると、発生件数は前年同期に比べ二件増加し、放火(疑い含む)が十件と出火原因の第一位になっていることが分かった。火災による死者は二人、発生時など消火に当たった七人が負傷している。

 発生件数(三十七件)うち七割強を占める建物火災が二件増となったが、損害額は約二百五十万円増の四千四百万円にとどまった。前年より三件増えた放火は、依然として出火原因トップを占めている。

 管内の発生件数を種類別にみると、建物火災が二十六件(前年同期二十四件)、林野火災一件(同一件)、車両火災五件(同七件)、その他火災五件(同三件)だった。中でも建物火災は、全体の七割強と予断を許さない状況が続く。

 建物火災の半数を占める専用・共同・併用住宅の十三件、倉庫・納屋・物置で六件、工場・作業所の一件、飲食店二件を含む総焼損棟数は三十四棟(同二十七棟)で、前年同期(八百平方メートル)に比べ二百平方メートル増え、約一千平方メートルが灰になった。

 全焼十一棟、半焼二棟、部分焼十一棟、ぼや十棟で、十九世帯五十四人が焼け出されている。前年なかった火災による死者が二人となり、出火元で消火に携わった負傷者は七人(同三人)に増えた。

 原因別では、トップの放火(疑い含む)が十件(同七件)で全体の二七%を占め、次いでタバコ(三件)、たき火(三件)、マッチ・ライター(二件)などが上位を占めている。

 市町別では、近江八幡市(十六件)と東近江市(十件)で全体の七割以上を占めている。このほか、日野町の六件、安土町三件、竜王町が一件で、名神での車両火災が一件だった。


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日韓交流の歩み伝える!

「石塔フェスティバル」

=26日=

韓国友好使節団も来市


▲護摩木供養の炎で夜空に浮かび上がる阿育王塔(昨年の石塔フェスティバルで)
◆東近江・東近江市◆

 日韓交流の歩みを今に伝える「第十八回石塔フェスティバル〜万燈に映える幽玄の世界〜」(石塔フェスティバル実行委員会主催)が、二十六日に東近江市石塔町にある石塔寺境内と石塔交流公園一帯で開かれる。開催時間は、午後六時半から同十時十五分まで。

 石塔寺の百段以上ある石段を登り切ると、国指定重要文化財の三重石塔「阿育王塔(高さ七・五メートル)」を取り囲むように並べられた三万体の石仏が目に飛び込んでくる。

 この三重石塔は、百済から渡来した人々によって建立されたと言われ、東近江市が姉妹都市提携を結んでいる韓国扶餘郡場岩面(チャンアムミョン)にもよく似た形の三重石塔「長蝦里(チャンハリ)三層石塔」が残されており、日韓交流のシンボルとなっている。

 また、平安時代に唐へ留学した僧・寂照が「インドのアショカ王が世界へまいた八万四千の石塔の一つが近江に埋まっている」と伝え聞き、当時の天皇が発見したとの説も。

 先人たちが築き上げた日韓交流の歩みを振り返り、より一層の交流と絆を深めるのが「石塔フェスティバル」。当日は、午後六時半からの開会宣言を受け、石塔寺へと続く参道沿いにやわらかな光に包まれる“炎の海”が出現する。

 午後六時四十五分からは、阿育王塔の前で、家内安全や商売繁盛など住民の願いが込められた護摩木が炎の中へ投げ込まれ、子どもたちが三万体の石仏を照らすろうそくに火をつける。

 石塔交流公園イベント広場では、場岩面の面長をはじめ七人の韓国友好使節団も参加してセレモニー(同七時十分)が催され、アトラクションの「琉球國祭り太鼓」や「生駒尚子歌謡ショー」を楽しむ。

 このほか、蒲生商工会による“大鍋祭り”(午後七時から)や地元の特産品などを販売するバザー(同六時半から)も行われ、最後は豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会で締めくくる。

 問い合わせは、東近江市蒲生支所地域振興課内石塔フェスティバル実行委員会(0748―55―4881)まで。


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キリン一番搾り飲み放題!

近江鉄道「ビア電」運行

=予約受付 八日市―彦根駅間=


◆東近江・東近江市◆

 近江鉄道は、走るビアホール「近江ビアトレイン・星空生ビール号」を八日市―彦根駅間で、二十四日までの土・日曜日を除き毎日運行している。

 火・木曜日は、八日市駅を午後六時三十七分に発車し、彦根駅折り返しの一時間四十六分。月・水・金曜日は、彦根駅(午後六時三十三分発)と八日市駅間を往復する。

 車内では、キリン一番搾り生ビールのほか、チューハイ、ソフトドリンクが飲み放題(料理付き)で、電車代も含み一人二千九百円。安心してお酒が飲めるようにと、近江鉄道の電車とバス、湖国バスの乗車券もセットされるほか、うちわやカラオケ割引クーポン券が全員にプレゼントされる。

 乗車には、電話で予約をしてから前日までにチケット発売所(近江鉄道主要駅・旅行センター・彦根プリンスホテル)でチケットを購入する。予約と問い合わせは、近江鉄道運輸課「近江ビアトレイン予約センター」(TEL0749―22―3303)へ。土・日を除く午前九時〜午後六時。


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だれでも、いつでも、お気軽に

「みんなの居場所」来てみて

=近江八幡の町家に日曜日開設=


▲オープンした「みんなの居場所」
◆東近江・近江八幡市◆

 おじいちゃんもおばあちゃんも、ちっちゃい子どもたちから大人まで、好きな時に来て、お茶を飲んだり、世間話に花を咲かせたり、趣味を楽しんだり、おもちゃや本を持ち込んで自分の部屋のようにくつろいだりと、好きなことをして、好きな時間に帰る。そんな地域の人たちが気軽に集えるスペース「みんなの居場所」が、近江八幡市新町(市立資料館近く)の古い民家を改修した「町家サロン“間”」の施設を利用して今月はじめにオープンした。今月は日曜日の午前十一時から午後四時までの運営。

 オープン初日には、玄関を入った土間で「駄菓子や楽校」が開かれ、駄菓子などが市内で採れた新鮮野菜と共に並べられ、地域の人たちはもちろん、近江商人の街並散策の家族連れらが立ち寄るなど、新らたな交流スポットになっている。

 運営は「“みんなの居場所”をつくる会」(土田滋男代表)が行うが、特に定めた日程や行事等はなく、みんなが気持ちよく使うための一般的な節度さえ守れば、何をするかは来た人各々が決めればよい。
 
居心地のよい場所を維持するための協力金百円が必要だが、一階の二間続きの和室や炊事場を使用することができる。子どもたちは、玄関から裏まで続き風が通り抜ける土間や吹き抜けの天井、さらに室内に太陽の光が差し込む明かり取りなど、古い民家に興味津々で、家の中を行ったり来たりしていた。

 土田代表は、「家に閉じこもりがちなお年寄りや、子育てのストレスに悩むお母さんなどにもぜひ活用してもらい、ほっとした時間をもってもらいたい。そして、世代間の交流や新たな出会いを通じて、生きがいや日々の活力に生かしてもらえれば」と話している。
 
「町家サロン“間”」自体も、近江八幡の歴史や伝統を生かし、地域にねざしたひと・まち・すまいの創出を目的に、住環境や福祉住宅の研究・住宅相談の活動を続けている「NPO法人はちまんまちづくり間の会」の活動拠点であり、NPOやボランティア団体をはじめ、市民グループが気軽に空間「間」を利用することで、まちづくりや中心市街地の活性化につなげようとしている。
 問い合せは、「みんなの居場所」(TEL080―6173―0049土田さん)、「町家サロン“間”」(TEL0748―32―0098松宮さん)へ。


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考古学の魅力

あの遺跡は今!!

県内初・最古級の石器も登場
=19日 県立安土城考古博物館=


▲昨年の「あの遺跡は今!!」
◆東近江・安土町◆

 財団法人滋賀県文化財保護協会と県立安土城考古博物館は、「あの遺跡は今!!」シリーズ第五弾として、十九日午前九時から同博物館で埋蔵文化財調査成果中間報告会を開催する。今回は、県内初・最古級の石器も登場することから、考古学ファンにとっても興味深いものとなるだろう。当日は「家族ふれあいデー」のため、県内在住の親子・家族は入場無料。

▲関津遺跡から出土した県内初・最古級の石器「角錐状石器」
 博物館整理室で、関津(大津市)・松原内湖(彦根市)・野村北(東近江市)・安養寺(近江八幡市)・辻野(同)・西河原宮ノ内(野洲市)・志那湖底(草津市)の県内七か所の遺跡や堂山古墳群(栗東市)で出土した遺物を展示し、今年度行っている整理調査の成果を解説する。

 中でも、関津遺跡から平成十七年度の発掘調査の際に出土した石器(長さ約七センチ、最大幅約一・五センチ、厚さ〇・七五センチ、重さ八・四グラム)が、今年度の整理調査で、約二万から一万五千年前の後期石器時代に、狩猟用に木の棒に装着するヤリ先として使用されたと考えられている「角錐(かくすい)状石器」であることが判明したことから、展示公開するとともに、午後一時からと三時からの二回、石器と遺跡、さらに石器発掘の意義について、解説を行う。

 このほか、普段入れない作業室内で職員の整理作業を間近で見学、拓本などの整理作業体験、出土品レプリカアクセサリー製作(当日先着希望者五十人、二百円)、遺跡や城などに関する夏休み自由研究相談などを実施する。

 問い合せは、財団法人滋賀県文化財保護協会調査整理課(TEL0748―46―4861)へ。


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