平成19年8月22日(水)第14807号

◆全県◆
県内景況 マイナス基調
企業訪問、消費モニター調査
全体的に悪化傾向で推移
=個人消費やや取り戻し回復=

◆全県◆
琵琶湖の夏に感謝と祈り
ヨシたいまつまつり
=25日 長命寺川沿いなど7か所=


◆大津・大津市◆
教員の実践力強化へ
滋賀大学が連続講座
=8月末まで受講募集中=


◆東近江・東近江市◆
東近江ミュージックフェス
26日 八日市文化芸術会館
地域の音楽学生ら10人が出演
=特別ゲスト 地元出身の萩原吉樹さん=


◆東近江・東近江市◆
おけ風呂―環境にやさしいくらしの知恵―
能登川博物館で企画展
県立大院生・老さんの研究
=来月1日 入浴体験イベントも=


◆東近江・日野町◆
カヌーで湖上散歩楽しむ!
=わたむきっずスポーツクラブ=


県内景況 マイナス基調

企業訪問、消費モニター調査

全体的に悪化傾向で推移
=個人消費やや取り戻し回復=


◆全県◆

 滋賀県は、県内景況を把握する企業訪問調査と、並行して行った個人消費モニター調査の結果をこのほどまとめた。前回調査に比べ、企業での景況は全体的にマイナス基調で推移し、個人消費からみた景気は取り戻し、停滞感から脱したとの判断を示している。

 今期(四〜六月)の県内企業をみると、全体のDI指数(好転の企業割合から悪化の企業割合を差し引いた値)は、前回調査(一〜三月)に比べ、生産でプラス幅が一六ポイント縮小した。売上、業況ともマイナスに転じ、経常利益でマイナス幅が拡大している。

 また、雇用水準DI(過剰―不足)は、マイナス一七・八と前期(マイナス二一・八)に比べマイナス幅が縮小し、不足感がやや弱まる結果となった。雇用面で落ち着きをみせるが、人手不足は今なお続く。

 業種別では、製造業の生産・売上・業況・経常利益すべてで悪化した。建設業で売上・経常利益・業況のマイナス幅が拡大し、卸売業の業況がマイナスに転じたが、小売業とサービス業の売上・業況は改善している。

 来期(七〜九月)については、原材料の価格上昇の不安要因は残るものの、生産・売上・経常利益・業況の各DIとも改善し景況感が期待される。雇用については人手不足感が強まる見通し。

 一方、景気水準を示す個人モニター調査では、全体で「(ややも含め)良い」が三一%を占め、「どちらとも言えない」が四七%、「(ややも含め)悪い」が二二%だった。

 業種別では、販売関連と雇用関連で「良い」が「悪い」を大きく上回ったものの、サービス関連では「悪い」が「良い」の二倍近くに達している。しかし「どちらとも言えない」の数値は依然と高い。

 景気の方向性について、全体的に「良くなる」と「悪くなる」が拮抗する中で、「どちらとも言えない」が五八%を占めた。販売関連で「やや良くなる」が上回る反面、サービス関連と雇用関連の「やや悪くなる」の割合が大幅に増えている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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琵琶湖の夏に感謝と祈り

ヨシたいまつまつり

=25日 長命寺川沿いなど7か所=


◆全県◆

 八月一日から約一か月にわたって琵琶湖を中心とした県内全域で繰り広げられている「びわ湖まつり2007」のフィナーレを飾る「びわ湖ヨシたいまつまつり」が二十五日の夜開催され、午後八時前後に県内七か所で一斉にヨシたいまつが焚かれるほか、コンサートや模擬店など、各会場ごとに趣向を凝らした催しが行われる。過ぎゆく琵琶湖の夏、夜空を焦がすヨシの炎とともに、琵琶湖への感謝と祈りを捧げる。

 会場は、大津・膳所会場「膳所夏まつり」(大津市なぎさ公園サンシャインビーチ)▽草津・北山田会場「山田ヨシ松明まつり」(草津市北山田)▽草津・烏丸会場「ヨシ松明まつり2007 KUSATSUフェスタ」(草津市烏丸半島)▽鹿深夢の森会場「かふか夢灯り2007」(甲賀市鹿深夢の森)▽東近江会場「東近江地域 ヨシたいまつまつり」(近江八幡)▽彦根会場「2007びわ湖ヨシたいまつまつりIN柳川」(彦根市柳川町湖岸)▽高島会場「マキノ高原から 夏をありがとう(仮称)」(マキノ高原)

 東近江会場は近江八幡市と安土町で交互に開催、今年は近江八幡市北津田町の琵琶湖揚水土地改良区(長命寺川沿い)が会場となる。午後四時からハワイアンバンドライブやヨシ笛ジャンベ演奏などが繰り広げられ、琵琶湖に夜の帳が下りるころ、ヨシ松明が点火され、まつりのクライマックスを迎える。

 問い合せは、県全域はびわ湖まつり2007推進委員会(TEL077―511―1535)、東近江会場は東近江水環境自治協議会(TEL0748―46―2006)へ。


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教員の実践力強化へ

滋賀大学が連続講座

=8月末まで受講募集中=


◆大津・大津市◆

 滋賀大学大学院教育学研究科は、教員養成GP開講科目として教員の実践力の向上をめざし、理論的な学習だけではなく実際の場面に即してどのように対応すればよいかを事例研究や演習を通して学ぶ「実践力強化講座」(学校マネージメント力)と講演会を開講する。

 なお、講演会のテーマは「外国籍児童生徒の教育支援」と「生徒指導力−不登校・いじめ問題」。講演会の申し込み締めきりは八月二十四日、実践力強化講座は八月三十一日。問い合わせと申し込みは同大学教育学部企画係(電話077│537│7701)へ。

 日程とテーマ、講師は次の通り。

  【実践力強化講座 学校マネージメント力】
 ▽9月14日=「なぜ今学校はマネジメントを必要とされているか」岡東壽隆氏(広島大学大学院教授)
 ▽9月15日=「校長職を通してみた学校マネジメントの実際とその諸問題」織田壽子氏(東広島心の教育総合アドバイザー)
 ▽9月21日=「企業マネジメントの実際とそれに関わる諸問題」宮腰健氏(元米国川崎重工社長、元川崎重工監査役)、「企業のマネジメントの理論と企業から見た学校マネジメント」弘中史子氏(滋賀大学経済学部准教授)  ▽9月22日=「学校マネジメントと教師のあり方、及び対応」佐竹勝利氏(鳴門教育大学教授)、「全体総括」藤田弘之氏(滋賀大学教育学部教授)

 【講座】  
▽9月1日=「外国籍児童生徒の教育支援」結城恵氏(群馬大学教育学部准教授)
▽9月26日=「子ども問題からみた学校世界」古賀正義氏(中央大学文学部教授)


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東近江ミュージックフェス

26日 八日市文化芸術会館
地域の音楽学生ら10人が出演
=特別ゲスト 地元出身の萩原吉樹さん=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市音楽協会(上田友久会長)は、二十六日午後一時半から「第十回東近江ミュージックフェスティバル」(市、市教育委員会、滋賀報知新聞社など後援)を市立八日市文化芸術会館で開催する。

 東近江地域には音楽学生だけでなく、大学などを卒業し社会人になってからも演奏活動に意欲を燃やす人が多く、東近江の音楽文化の資質向上を目的に、将来を嘱望される音楽家に発表の場を提供しようと企画され十回目を迎える。

 サブタイトル「東近江の明日を担う若き演奏者による音楽会」のミュージックフェスには、ピアノや声楽、サックス、フルート、マリンバ、オーボエなどを本格的に学ぶ十人が出演し、地域の音楽文化の発展を目指して、素晴らしい演奏を聴かせる。入場料千円。

 このほか会場には、地元・八日市出身のピアニスト萩原吉樹さんを特別ゲストに迎え、素晴らしい音色を披露してもらう。平和堂財団から新進芸術家奨励賞受賞の萩原さんは現在、神戸市混声合唱団ピアニストや石山高校音楽科、京都女子大非常勤講師などを務めている。他の演奏者は次のみなさん。出演順。

 【ピアノ】小杉朋代(同志社女子大学卒業)【サックス】田中舞(大阪音楽大学短期大学)、伴奏・辻野久美(同)【ユーホニウム】安居良子(相愛大学卒業)、伴奏・渕上靖子(同)【ピアノ】灰谷亜由美(武庫川女子大学)【声楽】藤谷純子(京都女子大学卒業)、伴奏・入江香子(同) 【フルート】岡本舞(相愛大学)・岡本彩(大阪音楽大学)、伴奏・杉下純子(大阪音楽大学)【作曲】小杉卓也(京都市立芸術大学卒業)【マリンバ】松澤思惟(名古屋芸術大学)【オーボエ】岡山理絵(ドイツ国立マンハイム音楽大学)、伴奏・宇野真由美(相愛大学卒業)


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おけ風呂―環境にやさしいくらしの知恵―

能登川博物館で企画展

県立大院生・老さんの研究
=来月1日 入浴体験イベントも=


▲湖東型、湖北型などのおけ風呂が並ぶ館内
◆東近江・東近江市◆

 懐かしいね〜、そんな声が聞こえてくる東近江市能登川博物館の第七十一回企画展「おけ風呂―環境にやさしいくらしの知恵―」が、中高年層を中心に人気を集めており、来月にはおけ風呂の入浴体験イベントやタガしめ・ふろ焚き実演会も開かれる。

 独特のおけ風呂を見ることができた湖東地方に惹かれ、聞き取り調査を続けてきた若手民俗学研究者・老文子さん(おいふみこ、県立大学大学院生)の成果を中心に紹介する企画展で、会場には、側面に出入口を設け、竹編み笠を被せたビア樽型の「湖東型」や、おけの側面が直線的で上部に出入口が付いた「湖北型」など様々なタイプのおけ風呂九点と、入浴用およびおけ風呂づくりの道具が展示されている。

 おけ風呂は、昭和二十年代から三十年代まで農家の土間に置かれていた木のお風呂で、少ない湯量で体を温める「半蒸半浴風呂」(お風呂とサウナの中間的機能)と呼ばれるもの。

 また、残り湯は田畑の肥料として利用されており、老さんは「水・燃料の節約だけでなく、川を汚さずに生活に必要な肥料を生産するという“環境負荷の少ない循環型システム”が省スペースの空間で実現されていた」と注目。先人の無駄のない暮らしの知恵から、いまある生活を見直すきっかけになれば―と話している。

 入館無料。九月二日まで。月・火曜休館。問い合わせは能登川博物館(0748―42―6761、FAX42―8123、Eメールn-muse@city.higashiomi.shiga.jp)へ。

 なお、九月一日午前午後一時から、老さんによる公開講座や、おけ風呂入浴体験、タガしめ・ふろ焚き実演のイベントが開かれる。希望者は、特定非営利活動法人 五環生活の迫間さん(090―9695―0814、FAX0749―26―1463)へ申し込む。


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カヌーで湖上散歩楽しむ!

=わたむきっずスポーツクラブ=



▲湖上の風を感じながらパドルを動かす子どもたち(安土町の西の湖で)
◆東近江・日野町◆

 わたむきっずスポーツクラブの子どもたちが十八日、西の湖のほとりにある安土町B&G海洋センターで「カヌー体験」を行い、琵琶湖最大の内湖の自然に抱かれながら湖上散歩を楽しんだ。

 同クラブは、運動神経系が最も発達する小学二〜四年生を対象に、さまざまな種目の運動を遊び感覚で楽しみながら体験させ、自分にあったスポーツを見つけて運動機会を広げるのが狙いで、日野町体育協会と日野町教育委員会が主催している。

 夏休み期間中の今回は、日野町体育指導員が付き添い、子どもたちは最も楽しみにしていたカヌー体験のため午前十時前に西の湖へ着いた。

 講師の安土町教育委員会・大久保泰司郎さんと鈴村大輔さんは、参加した児童四十五人に、カヌーの乗り降りやパドルの動かし方のほか、転覆した場合の脱出法などを分かりやすく指導。

 ライフジャケットを身に付けた二、三年生は、絶対に転覆することのない二人乗りカヌーに、大人とペアを組んで乗り込んだ。一方、四年生は同世代の児童と二人一組となり、下級生よりも少し難しい長さ約二メートルのカヌーに乗ってゆっくりとこぎ出した。

 最初は二人の息が合わず、思っている方向へ進めなかった児童らも、時間が経つにつれコツをつかみ、湖上の心地よい風を楽しんだ。

 初めてカヌーに乗った大西亜弥ちゃん(小学二年生)は「とても楽しかった。後ろに乗ってくれたおばちゃんに『こぐのが上手』って言われてうれしかった。またやってみたい」と、すっかり湖上散歩のとりこに。

 次回は、九月八日に大谷公園体育館でバレーボールと空手に挑戦する予定。


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