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交通弱者の足代わりに!
介護タクシー「ありがとう」
=桜川西町の川島さん開業=
▲翌日の利用者のために救急用ストレッチャーを車両に積み込む川島さん(東近江市市子殿町の事務所前で)
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◆東近江・東近江市◆
身体障害者や要介護高齢者といった自力での移動が困難な交通弱者の足代わりとして定着してきた“介護タクシー”。大型トラック運転手としての三十年間にわたるキャリアを生かし、先月二十五日に「介護タクシーありがとう」を開業した東近江市桜川西町の川島孝司さん(52)を取材した。 「今まで砂利など物言わぬものばかりを運んできたので、次は会話を楽しめる仕事がしたかった」という川島さんは、約二年前にトラック運送業を廃業後、車好きなプロドライバーとしての技術が生かせて、さらに人の役に立つ介護タクシー事業に大きな魅力を感じた。
救急用ストレッチャー導入
一念発起して、昨年、旅客を輸送する場合に必要な普通二種免許を取得した。同十二月中旬には国土交通省近畿運輸局から一般乗用旅客自動車運送事業に関する許可が下り、今年一月二十五日に東近江市市子殿町に事務所を構え開業。川島さんは「全国介護タクシー協会のフォローもあって順調に開業できた。すでに何度か依頼を受け送迎したが、声が出せないお年寄りが『ありがとう』と必死に伝えようとする心遣いに感激した。これからもっと必要とされる仕事だと思うので、初心忘れるべからずでやっていきたい」と意気込む。
川島さんが使用している福祉車両は、スロープ付きワンボックスカー。車いすのまま乗り込めるほか、救急用ストレッチャーを導入しているため、寝たきりの人でも移動が容易で、付き添いの人も同乗できる。
車体カラーは、やわらかなイエロークリーム色。「最初はこんな派手な色の車には乗れないと思ったけど、やさしい太陽のような色に感じられてきて、ナンバープレートも『2525(ニコニコ)』にした」と語る川島さん。社名の“ありがとう”に、「使ってくれてありがとう」や「乗ってくれてありがとう」という利用者への感謝の気持ちを込めた。
病院への通院や施設・自宅への送迎はもちろんのこと、「車いすを持っていない、また歩行困難な方にも、どのような利用もしていただけるので、お花見や琵琶湖一周といった気晴らしも含めて、とにかく一度、気軽に介護タクシーを使ってほしい」という。発着のどちらかが滋賀県内であれば県外への送迎も可能で、年中無休の予約制。
料金は、初乗り運賃(一・五キロまで)六百二十円、加算運賃(二百六十メートル毎)八十円、貸切運賃(三十分毎)二千九十円となっている。ストレッチャーを使用する場合は、別途三千円が必要。
営業時間は午前七時から午後七時までだが、それ以外の時間帯でも相談に応じる。空きがあれば事前予約なしに当日利用も可能。送迎予約など詳しくは、介護タクシーありがとう(0748―55―4399)へ。
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災害に強い地域づくり目指し研修
住民同士の連携強化が不可欠
=避難先の確認、防災組織の結成など=
▲熱心に意見交換する参加者
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◆東近江・東近江市◆
東近江市五個荘公民館でこのほど、住民生活に密着する同地区の自治会役員や社協職員、民生委員、消防団員ら八十四人が災害に強い地域づくりについて学んだ。五個荘地区社会福祉協議会の主催。
災害から生命を守る「3・3・3の原則」がある。具体的には、災害の発生直後の三十分は「自分の生命を守る“自助”」、三時間は「隣近所の生命を守る“共助”」、三日後でようやく行政機関が機能し「ライフラインの復旧、安全な場所での避難生活、まちの機能が復旧できる“公助”」ーとなっている。研修では主に、自助と共助について学んだ。
はじめに西村實・五個荘地区社協会長が「五個荘地区内の全ての自治会が取り組みを進めていけるよう、行政とまちづくり協議会、市社会福祉協議会、五個荘地区社会福祉協議会が連携しながら支援したい」とあいさつした。
続いて、田中光一・社協能登川支所主任主事は、阪神淡路大震災などの事例を踏まえて「救出された人の七五%は近所の人に助けてもらっている。また、ふだんから住民同士のつながりのあった地域は、すぐに安否確認ができていた」と地域の防災力の重要性を指摘した。
この後、参加者は十四グループに分かれ、「災害に強い地域づくり」をテーマに、1家庭でできること(自助)2地域でできること(共助)3行政に求めること(公助)ーについて話し合った。主な意見は次の通り。
【自助】
▽火災予防。
▽公的支援が届くまでの三日分の食料(水、乾パンなど)などの備え。
▽家庭内での話し合い(避難先、避難場所)。
【共助(自治会等)】
▽近所づきあいを進める。
▽高齢者、障害のある人を把握する資料作成
▽防災マップ作成と防災組織結成
▽避難訓練の実施
【公助】
▽危険個所の周知と工事
▽防災訓練などの啓発
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人形の着物など174点
近江商人博物館展示
90歳のアーチスト・藤井志満子さん
=今も現役「良い作品に近づきたい」=
▲藤井氏と展示作品
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◆東近江・東近江市◆
「良い先生、友人に恵まれたからやってこれた」と静かに語るのは、九十歳になった今も作品づくりと指導を続ける人形着物作家の藤井志満子さん(東近江市出身、大津市在住)。この世界に飛び込んだのは、なんと定年退職してから。そんな藤井さんの作品を紹介する企画展「思い出を小さな着物に」が、東近江市五個荘竜田町の近江商人博物館で開かれている。会期は三月三十日まで。
「これは母の着物、主人の着物、これは、娘が子どもの頃に着ていた着物…」。会場には、思い出がたくさん詰まった古い着物の切れ端でつくった、花柄やかすり模様のかわいい着物、押し絵など百七十四点が展示されている。
藤井さんは、玉園中学校など東近江市内の中学校で家庭科の教師を長く勤め、昭和四十六年に定年退職した後、以前から興味のあった人形づくりを志した。
工房で本格的に学ぼうと、京都市内をほうぼう訪ね歩いたが、どこも条件が合わず断られた。最後に飛び込んだ老舗店の主人に試作品を見せて、合格点をもらった。
▲近江商人をテーマにした創作人形
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そして同店で二十二年間にわたる着物づくりを経て、大阪・宇治の人形師のもとでさらに腕を磨き、八十一歳で個展デビューを果たした。以降、教室で指導しながら、他の作家の作品展で勉強して絶えず精進してきた。
また着物だけでなく、創作人形でも新境地を開き、近江商人シリーズを手掛けている。会場で紹介されている作品は、呉服屋で客と商談する主人、そろばんをはじく番頭、外出する娘とお供するでっちなどが高さ十七センチ程度で再現され、今にも動きだしそうな出来映えだ。
人形だけでなく、そのほかの家具や小物も手づくり。そろばんのタマはビーズ、反物を巻く芯はつまようじ、草履は糸といった具合で、ピンセットを使って細かい作業をこなした。
毎日針と糸をもち創作活動に励む藤井さんは「徹夜はもうできないけど、手を動かしていると周りの声が全く聞こえなくなるほどのめり込む。少しでも良い作品に近づきたい」と、今も向上心をもち続けている。
入館料は大人二百円、小中学生百円。月曜日、祝日の翌日は休館。問い合わせは近江商人博物館(0748―48―7101)まで。
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ファームトピア蒲生野で
農作業体験しませんか?
=東近江市 利用者募る=
▲豊かな自然の中で農作業体験ができるファームトピア蒲生野いきいき農園(東近江市鈴町)
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◆東近江・東近江市◆
東近江市蒲生支所産業建設課は、「平成二十年度ファームトピア蒲生野いきいき農園」の利用者を募集している。
東近江市鈴町にある同農園は、豊かな自然に囲まれて心身のリフレッシュにも最適な場所。農作業体験を通じて農業への理解を深め、利用者同士の交流の輪も広がっている。
利用対象者は、農業をしておらず、善良なる管理下で耕作できる人。使用期間は、平成二十年四月一日から翌二十一年三月三十一日まで。
募集区画については、小区画(三十五平方メートル)で、計十一区画。申請者一人につき一区画を限度とする。使用料は、年間一万二千円。
利用希望者は、今月二十九日までに、東近江市蒲生支所産業建設課(0748―55―4882)まで申し込む。申し込み多数の場合は抽選で決定し、申請者に結果が連絡される。
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あかねフェアでの収益
蒲生・長峰幼稚園に寄付
=蒲生商工会青年部=
▲商品券を日永園長に手渡す谷口部長と奥田副部長、山北副部長(東近江市大塚町にある蒲生幼稚園で)
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◆東近江・東近江市◆
蒲生商工会青年部が十四日、蒲生いきいきあかねフェアのチャリティーダーツゲームで得た収益をもとに、東近江市立蒲生幼稚園と長峰幼稚園に商品券(三万円分ずつ)を寄付した。
同青年部は、蒲生商工会創立四十周年を機に、平成十三年から蒲生地区の秋の一大イベント“蒲生いきいきあかねフェア”でチャリティーを目的としたゲームコーナーを出店している。これまで小学校や中学校に、物品寄贈も含めて寄付活動を続けている。
昨年十一月十一日に開かれたあかねフェアでは、チャリティーダーツゲームコーナーを設け、来場者に参加を呼び掛けたところ好評を博し、六万円の収益をあげたという。その収益を、同商工会加盟店で使用できる商品券に換え、今回、幼稚園へ寄付する運びとなった。
午前十時過ぎ、青年部の谷口博部長と奥田隆之副部長、山北克巳副部長が蒲生幼稚園を訪れ、日永よし子園長に「幼稚園のために役立ててください」との言葉を添えて三万円分の商品券を手渡した。
日永園長は「記念になる物に活用させていただきます」と述べ、商品券とともに地域の子どもたちを思う青年部員の温かい心を受け取った。
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