平成20年8月28日(木)第15123号

◆全県◆
滋賀の医療福祉
考える懇話会
=傍聴受け付け中=

◆大津・大津市◆
源氏物語千年紀を記念して
「湖都大津スタンプ&クイズラリー」
=市内ゆかりの地5か所巡る=


◆湖南・栗東市◆
ベントナイトで粘土層修復を
市調査委員が住民学習会で太鼓判
市調査委の代案肉付けへ
RD問題 真価問われる嘉田知事 (15)


◆東近江・東近江市◆
業界トップクラス―東洋製罐
滋賀工場が能登川に進出
=市と基本協定書調印=


◆東近江・東近江市◆
より多くの目で児童見守る!
「小学校学童安全パトロール隊」
長峰連合自治会主導で結成
=隊員募集中=


◆東近江・日野町◆
日韓の水のかけ橋に!
小中学生が友情育む
=山・川・湖で遊び、環境考える=


◆東近江・近江八幡市◆
びわこデイキャンプ&環境学習会
地域の環境にふれる
=近江八幡 小学生と保護者=


滋賀の医療福祉

考える懇話会

=傍聴受け付け中=


◆全県◆

 県の総合的な医療福祉のあり方を検討するため、第2回滋賀の医療福祉を考える懇話会が、九月九日午後二時から、大津市梅林一丁目の滋賀ビル九階にある鈴鹿の間で、公開で開催される。現在、傍聴希望者を募集している。

 懇話会は、学識経験者五人と福祉、保健医療、経済の各分野の関係者、計八人で構成。今回は、地域医療の確保に向けた「住民参加」と「地域力」、そして「住まう」ことを考える意見交換と、その他医療福祉のビジョン策定に必要な事項について。

 傍聴の定員は先着三十人。傍聴希望者は、九月一日までに県健康福祉部医療政策室へ、住所、氏名、連絡先(電話・ファックス番号)をファックス(077―528―4850)で申し込む。受付後に参加証がファックスで送られて来る。

 なお、会議の開催結果は、開催後三十日以内に県庁県民情報室で公開する予定。

 問い合わせは、県健康福祉部医療政策室(077―528―3581)へ。


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源氏物語千年紀を記念して

「湖都大津スタンプ&クイズラリー」

=市内ゆかりの地5か所巡る=


◆大津・大津市◆

 びわ湖大津志賀観光振興協議会(西田寛会長)は、「源氏物語千年紀in湖都大津」を記念し、「湖都大津スタンプ&クイズラリー源氏物語夢絵巻」を実施している。十月三十一日まで。

 これは、大津市内にある源氏物語やその作者である紫式部ゆかりの地五カ所を巡るもので、スタンプポイントにはスタンプとクイズ出題パネルを設置する。

 参加希望者は、市内観光案内所で配布している「湖都大津スタンプ&クイズラリー」専用リーフレット(一万部作製)を入手し、源氏物語と紫式部ゆかりの地五カ所のうち、三カ所のスタンプを集め、さらにスタンプ設置場所のスタンプ台に書いている源氏物語千年紀にちなんだクイズを三問以上解答して、投函箱に投函するか郵送する。

 なお、スタンプ設置場所は石山寺淳浄館、三井寺仁王門横志納所、滋賀院(慈眼堂)滋賀院受付、延暦寺延暦寺東塔総合案内所及び延暦寺バスターミナル売店、大津祭曳山展示館受付(月曜休館)となっている。

 当選者には、源氏物語千年紀in湖都大津記念グッズの「おおつ光ルくんオリジナルトレーナー」(二十人)、「石山寺源氏物語絵本」(三十人)、「おおつ光ルくんオリジナルストラップ」(五十人)、「おおつ光ルくんクリアーファイル」(九百人)が当たる。

 問い合わせは、びわ湖大津志賀観光振興協議会(077―528―2772)まで。


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ベントナイトで粘土層修復を

市調査委員が住民学習会で太鼓判

市調査委の代案肉付けへ
RD問題 真価問われる嘉田知事 (15)


▲帯水層と廃棄物が接する2カ所の深掘穴部分(県調査資料)
◆湖南・栗東市◆

 RD産廃最終処分場(栗東市小野)の汚染対策工法で、住民有志が二十二日、栗東市調査委員会委員の川地武・県立大学教授を講師に招き、第三の工法である粘土層の修復に向けての学習会を、同市中央公民館で開いた。この中で、川地教授は、粘土層が破壊されて廃棄物と帯水層(地下水層)が接している深堀穴を、粘土の一種である「ベントナイト」(注)で修復する工法を推奨した。すでに同市調査委は七月、対策工法として粘土層の修復を求める要望を県にしており、今回、川地教授が提案した「ベントナイト」はそれを具体化するものとして注目される。           【高山周治】

 県は、対策工法として、処分場を周囲八百メートル、深さ四十メートル、厚さ五十センチにわたり土とセメントを混ぜた遮水壁(しゃすいへき)で囲むD案を選定している。

 D案に対し地元住民は、遮水壁の劣化により地下水汚染が拡大して生活環境が脅かされると強く反発。同調査委も、有害物撤去と破壊された粘土層を修復するよう県に要請している。

 川地教授は、粘土層の修復工事について、県が平成十六年にRD社に対して深堀穴の是正工事をさせた実績があることなどを挙げ、施工にはなんら問題がないとした。

 また同教授は、改良された工法として、粘土の一種であるベントナイトを使う方法を紹介した。具体的には、廃棄物を一旦除去して仮置きし、深掘穴をベントナイトと遮水シート、及び保護層(砂、クッション材)をサンドイッチ状にして深堀穴を覆うもの。ベントナイトは、水分を吸って膨張し、周囲との接着がよく部分的修復も可能であると述べた。

 さらに下流には、汚染地下水を汲み上げて浄化するバリア井戸を設けて、定期的な監視を続けることも可能と語った。

 川地教授は「ベントナイトなどの粘土にすれば劣化の心配がなく、施工もしやすい。また、廃棄物を一旦除去するので、破壊された粘土層の状態を確認できる」と太鼓判を押している。

 (注)ベントナイト=天然粘土のことで、止水効果が高い。ゴムシートなどとベントナイトを複合したシートを用いた場合、高い遮水性能により浸出水が防止され、仮にシートに穴が開いてもベントナイトの膨張により修復される。


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業界トップクラス―東洋製罐

滋賀工場が能登川に進出

=市と基本協定書調印=


▲滋賀工場進出の協定書に著名をする三木社長(左)と中村市長
◆東近江・東近江市◆

 缶詰やペットボトルなど包装容器の製造販売を行い、国内トップクラスのシェアを誇る東洋製罐株式会社(東京都千代田区)の滋賀工場が、東近江市種町ののとがわ・志賀工業団地に進出することが決まり、工場立地に伴う市との基本協定書の調印式が二十五日、東近江市役所貴賓室で開かれた。

 東洋製罐は資本金百十億九千五百万円、従業員約四千九百人の東証一部・大証一部上場企業で、大正八年、日本初の自動製缶設備による製缶を開始した。現在、千歳、仙台、横浜、静岡、大阪、広島工場など全国十五カ所の生産拠点を持つほか、東洋ガラス、日本トーカンパッケージなどのグループ会社があり、包装容器のリーディングカンパニーとして発展している。

 種町の新工場は、西日本での生産拠点として進出を決め、県が昨秋、東近江市に誘致したもので、物流や交通アクセスの観点から同工業団地が選ばれ、今年十一月に建設工事を着工する。稼働は来年九月の予定。

 工場の敷地面積は約九万八千平方メートル(二万九千六百坪)、建築面積は約一万八千五百平方メートル(五千六百坪)の鉄骨平屋造り一部二階建て、事業費は約百億円。

 新工場では、殺虫剤などのエアゾール缶を年間約一億二千万缶、空き缶用の印刷・塗装シートを年間約千五百万シート(一シート約三十缶)を生産する。

 調印式で同社の三木啓史社長は「西日本の生産体制を再構築し、省エネ・省資源を目指す人づくりや、自然に優しい工場にしたい。新工場で働く従業員にとって東近江市は第二のふるさとであり、従業員、家族を含めて市の発展に力を尽くしたい」と話した。

 同社の製品は「2008日本パッケージングコンテスト」(主催=日本包装技術協会)において、ジャパンスター賞と包装技術賞を受賞。業界最軽量の三十五グラムという2リットルPETボトルを実現したほか、使用後のエアゾール製品を安全に廃棄するため、残存ガスを排出する機能を持ったキャップを開発した。ちなみに、三木社長は第六十六代内閣総理大臣・故三木武夫氏の子息。


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より多くの目で児童見守る!

「小学校学童安全パトロール隊」
長峰連合自治会主導で結成
=隊員募集中=


▲約40人が参加したパトロール隊の「結成式」(コミュニティーセンターで)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の長峰連合自治会(山北日出雄会長)は二十四日、下校時により多くの目で子どもたちを見守ろうと「小学校学童安全パトロール隊」の結成式をコミュニティーセンターで開いた。

 人口約六千六百人のマンモス団地である長峰地区は、自治会に加入している千九百三十世帯の人材活用と力の結集により、住み良いまちづくりの実現を目指す。

 子どもたちの安全確保については、蒲生西小学校PTA(週二回立ち当番)や蒲生北小学校PTA(車で巡回)のほか、長峰団地の老人会“長福会”が、約三年前から月三回、自らのウォーキングを兼ねて鈴町の信号付近まで児童を迎えに行く活動を続けている。

 この活動を拡充させて自治会・小学校・PTAの連携を強化し、より安全・安心な地域づくりを推進しようと、長峰連合自治会の山北会長と福祉部担当の外池千恵美さん(東二区自治会長)が中心となって、長峰団地在住の六十歳以上の人を対象に「パトロール隊員」を募った。呼び掛けに対して約四十人が協力を申し出たという。

 午後二時からの結成式には、蒲生西・北小学校の学校関係者やPTA、長峰駐在所署員、長福会代表者、自治会関係者らが来賓として出席した。

 山北会長は「いろいろな組織があるが、これからは連携しながら、子どもたちを見守り、あいさつなどを通して触れ合う活動が広がっていくことを期待している。できる範囲での活動を基本とし、安全・安心なまちづくりを自分自身の健康づくりにもつなげていってほしい」とあいさつした。

 活動開始は、二学期が始まる九月一日。パトロール隊員と一目で分かるよう腕章を身に付け、蒲生西・北小学校の下校時間帯に合わせて団地内の要所に立ち、児童に「おかえり」と声掛けをしながら防犯の目を光らせる。

 隊員目標数は百人で、随時、長峰団地在住者を対象に隊員を募っている。申し込み方法は、所定の隊員申込書に必要事項を記入し、コミュニティーセンターまで提出する。詳しくは、長峰連合自治会(0748―55―1185)へ。


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日韓の水のかけ橋に!

小中学生が友情育む

=山・川・湖で遊び、環境考える=


▲美しい針江大川で思いっきり水遊び(高島市新旭町で)
◆東近江・日野町◆

 世界各国の人々がスポーツを通して交流を深めた北京五輪と同時期に、日韓の子どもたちが自然体験を重ねる中で環境について考え、両国の水のかけ橋となるべく友情を育んだ。

 この日韓子ども交流体験事業は、NPO法人蒲生野考現倶楽部が平成十六年に参加した川の日ワークショップで、環境保全・教育に携わる韓国のNPO団体関係者と知り合ったのがきっかけ。

▲地蔵盆に合わせて灯ろうを作る韓国の子どもたち(日野町鎌掛のしゃくなげ學校で)
 翌十七年から、ソウル近郊の京畿道城南(ソンナム)市で、自然学校を作って子どもたちに野外活動の場を提供している市民団体「盆唐(ブンダン)環境市民の集い」と交流を続けている。

 今回は、韓国側の小学四〜六年生と大人二十人、日本側の小学四年〜中学三年生と大人十七人の計三十七人が参加。今月十八〜二十四日の日程で、前半を韓国ソンナム市、後半を滋賀県の高島市と日野町で過ごした。

 韓国では、メンサンほたる自然学校で、両国の子どもたちが木材による工作や水生昆虫観察、キャンプなどを体験。守山中学校三年の倉田奈央子さんは
▲平成17年に参加したときの活動内容を1冊のノートにまとめていた小学6年の郭蘭姫ちゃん
「初めてのホームステイで、韓国の教育熱心さを知った。浴室にトイレがあって使い方に戸惑うこともあったが、文化の違いを知ることができ、語学への興味もわいて視野が広がった」と語り、昨年参加してメール交換を続けている韓国の友人たちとも再会できたという。

 一方、滋賀県では、比良山系のわき水を今でも生活用水として使用している高島市新旭町針江を訪問。生水の里ボランティアの福田玉江さん案内のもと集落内を巡り、針江大川で水遊びを楽しんだ。

 韓国の子どもたちは「韓国では山の方へ行かなければないような、とてもきれいな水と川だった」と感動し、日野町鎌掛にあるしゃくなげ學校での地蔵盆に合わせた灯ろう作りで「私たちは地球を守る人」や「一つだけの地球」など水を切り口に環境保全意識を高めるメッセージを書き込んだ。

 あっという間の六泊七日。キムチなどが並んだ最後の夕食では、韓国の子どもたちが持参した楽器で美しい音色を響かせ、伝統的な武道や韓服姿も披露し、別れを惜しみつつ再会を約束していた。

 


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びわこデイキャンプ&環境学習会

地域の環境にふれる

=近江八幡 小学生と保護者=



▲琵琶湖の水質調査の取り組む参加者
◆東近江・近江八幡市◆

 夏休みのひとときを親子で一緒に身近な自然の中で楽しく過ごし、地域の環境にも触れてもらおうという夏休み小学生体験学習会「びわこデイキャンプ&環境学習会」が、二十四日に近江八幡市の長命寺港近くの松ヶ崎湖岸で開かれた。

 雑草が生い茂りゴミが散乱していた琵琶湖岸の美しい景観を取り戻そうと、長命寺から休暇村までの湖岸をフィールドに活動を続けている市内の退職者男性らで作る環境ボランティアグループ「びわ湖畔の景観を良くする会」が市立図書館とタイアップして開いたもので、小学生と保護者ら約二十人が参加した。

 子どもたちはまず、良くする会のメンバーと松ヶ崎周辺の道路や湖岸でごみ拾いに汗を流した。同会が定期的に美化活動をしているにも関わらず、約一時間の作業で集めたごみ袋十袋分のごみに参加者は、公共マナーの実態を目の当たりにした。

 続いてみんなで昼食のカレーづくり、お母さんたちがカレーを作っている間に、子どもたちは湖岸の岩場で飯ごうでのご飯炊きに挑戦。琵琶湖の水で米をとぎ、自然の岩を利用したかまどで、会のおじさんに火加減や上手に炊くコツを教えてもらいながら、ご飯が炊きあがるのを待った。飯ごうでご飯を炊くのをはじめて見る子も、興味津々。

▲ニゴロブナの稚魚を放流する参加者
 薪で炊いたご飯にお母さんたちが作ったカレーをかけてもらって、湖面を渡る風を感じながら大空の下で食べるカレーライスはまた格別。家で食べるご飯と一味違う味と雰囲気を楽しんでいた。

 午後からの試薬を使った琵琶湖の水質調査では、水の色が変わった結果から、リンや窒素の量、酸性濃度などを計測し、琵琶湖の水の健康状態を調べた。

 この後、ニゴロブナの稚魚五百匹の放流も行った。県の職員から琵琶湖の生態系の現状や在来魚を増やす取り組みなどを学び、バケツに入った稚魚を、浜から「大きくなってね」などと声をかけながら、放流した。

 最後は、ヨシ松明でのキャンプファイヤー。板の上に木を立て、縄を巻いて両方から引っぱっての火起しや、虫めがねを使って太陽の光での着火に挑戦したが、板から煙が出たものの着火までは至らず、空を雲が被って太陽の光が届かなかったため、残念ながら今回の火起こしは失敗に終わった。

 それでも、湖岸に立てられたヨシ松明から炎が上がると、参加者は、琵琶湖の自然や文化の良さを、改めて感じ取っていた。

 


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