|
JAレーク大津
緑肥作物使用100%の有機肥料による
「(仮称)はなふじ米」試験販売
◆大津・大津市◆
▲ヘアリーベッチ
|
JAレーク大津では、全国的に先駆けた取り組みとして、緑肥作物「ヘアリーベッチ」を用いた一〇〇%有機肥料で育てた米を「(仮称)はなふじ米」とし、初めて試験販売に乗り出した。
地産地消を推進すると共に、化学肥料と農薬を半減させた環境こだわり米の生産に取り組んできたJAレーク大津だが、今回、県農業経営課大津担当と協力して、大津市上田上地域で化学肥料を全く使用しない一〇〇%有機肥料の米づくりに取り組んだ。
有機肥料として用いたヘアリーベッチは、和名クサフジといわれ、紫色で小さい藤のような可憐な花をもつ植物。その色合いは歴史のある湖都大津のイメージに合い、「紫式部」ゆかりの大津市で新しいブランド米の育成を進める。
肥料資材の高騰等、農家の栽培環境が厳しくなる中、このような緑肥作物の利用は生産者からも注目を集めており、県でも、消費者に「おいしい」生産者にも「うれしい」地産地消を推進しようと、紫式部ゆかりの地・大津で試験販売をした。品種はコシヒカリ、価格は一キログラム当たり四百五十円(玄米)。
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
滋賀県消防大会
使命と決意新たに
=個人・団体へ知事・協会長表彰=
▲式典前に行われた部隊分列行進
|
◆湖東・愛荘町◆
第五十三回滋賀県消防大会(県と県消防協会の主催)が四日、愛荘町安孫子のラポール秦荘で開催され、県内の消防団員、署員ら約七百四十人が参加した。消防人が一堂に会し、意識の高揚、団結、活性化を図るのが目的。
整然とした分列行進で始まった式典は、殉職者への黙とうのあと、千二百八十七人と二十四団体に対して知事表彰や協会長表彰が行われた。
これを受けて、被表彰者を代表して吉澤郁一・日野町消防団長が「この感激を忘れず、熱意をもって郷土を愛し、消防の使命を果たせるよう鋭意努力し、栄誉に応えたい」と謝辞を述べた。
続いて小林修・湖南市消防団長が「使命と決意を新たにし、崇高な消防精神を養う」と声高らかに宣言し、式典を締めくくった。
この後、名誉大会長の嘉田由紀子知事と大会長の溝口武・県消防協会長らが観閲する中、消防車五十六台によるパレードが会場周辺で繰り広げられた。
なお、東近江地域の主な被表彰者は次の通り。敬称略。
【知事表彰】
▽表彰旗=日野町消防団
▽功労賞=淺田正夫(近江八幡市消防団長)
【協会長表彰】
▽表彰旗=竜王町消防団
▽竿頭綬=近江八幡市消防団
▽永年勤続団幹部表彰(自治体消防制度六十周年記念)=宇川恵三(東近江市消防団長)
▽地域協力事業所表彰(同)=パナホーム本社工場、グリーン近江農業協同組合、湖東農業協同組合、ティラド(旧社名・東洋ラジエーター)滋賀製作所、村田製作所八日市工場、凸版印刷。
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
強盗事件発生で緊急対策
管内コンビニ50店舗対象に
=未然防止策の確認と指導=
▲コンビニ店で防犯カメラの作動状況などの点検を呼びかけ、犯罪の未然防止策を指導する警察官
|
◆東近江◆
五日に市内中小路町のコンビニ店で発生した強盗事件を受けて、東近江署と東近江愛知日野地区コンビニエンスストア安全なまちづくり推進協議会は、緊急防犯対策に乗り出した。
事件翌日の六日、交番勤務の警察官、生活安全課員と同協議会役員らが手分けして管内のコンビニ五十店舗を巡回し、▽店番は複数の店員であたる▽客の出入りに目を配り、声かけ励行▽強盗被害は客の少ない時が要注意▽犯人は必ず下見に来店するので常に要注意▽レジの現金を客に見せない、など犯罪防止の店舗対策と五日の強盗事件の概要を記したパンフを配布し、注意を喚起した。
また、店舗内の防犯ビデオカメラの作動確認や犯人逃走の際に役立つカラーボールが、いざという時に使える状態にあるか、警察への連絡はすぐに可能かなど、店主や店員から聞き取り、被害の未然防止を徹底するよう要請した。
さらに、多くのコンビニ店には、店内に八台ほどの防犯カメラが作動しているが、経費の面から駐車場まで取り付けているところが少なく、検討を求めた。
多くの店舗では、強盗に侵入された場合、人命優先の立場から現金を手渡すことを原則としており、売上金をまとめて保管し、レジの中には貯めないなど工夫しているという。犯人が逃走しても確かな情報があれば、早期検挙に繋がることから万一の時にどれだけ冷静に対応できるかが課題となっている。
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
蒲生スマートIC実現へ
建設促進期成同盟会が発足
=平成22年度供用を目指して要望活動=
▲東近江市役所別館で開かれた「(仮称)蒲生スマートインターチェンジ建設促進期成同盟会」の設立総会
|
◆東近江・蒲生◆
名神高速道路八日市インターと竜王インターの中間にスマートIC(ETC専用のインターチェンジ)が早期整備されるよう要望活動などを行う「(仮称)蒲生スマートインターチェンジ建設促進期成同盟会」の設立総会が一日、東近江市役所別館大ホールで開かれた。
東近江地域は、名神高速道路をはじめ、国道8号・307号・477号・421号が通る交通要衝であり、近畿と中部圏を結ぶ名神名阪連絡道路(滋賀の名神高速道路と三重の名阪国道をつなぐ全長約三十キロ)の整備構想が温められている。
国土交通省が既存の高速道路の有効活用や地域経済活性化を目的に建設・管理コストの削減可能なスマートインター導入を推進していることから、旧蒲生町が名神名阪連絡道路の起点として約五億円で先行取得していた木村地先のインター誘致用地(六・二ヘクタール)を蒲生スマートICに活用する。
蒲生スマートIC予定地は、八日市インターから六・七キロ、竜王インターから六キロの位置にあたる木村地先。一般道との接続に関して、昨年二月から整備手法や運営上の課題把握などを調査研究してきた「(仮称)蒲生スマートIC設置検討会」が、今年九月十九日に提出した報告書で、カーブがきつく集落内を通っているため道路改良が難しい県道土山蒲生近江八幡線よりも市道横山平石線が適しているとの見解を示した。
▲蒲生スマートICのイメージ図
|
運用形態は、ETCを搭載した車のみ、上り下りとも二十四時間乗り降り可能なフルインター形式。蒲生スマートIC周辺地域の工場のうち製造業と運輸業が全体の八割を占めており、物流の効率化や新たな企業立地の可能性も広がる。
さらに、沿線地域の産業や観光振興、地域間格差の解消、交通機能の充実のほか、救急医療施設への搬送時間短縮や災害時の代替路など緊急時への対応強化といった整備効果が期待できる。
今回発足した蒲生スマートインターチェンジ建設促進期成同盟会は、東近江・近江八幡・安土・日野・竜王の二市三町の首長・議長・商工会議所会頭・商工会会長が会員となり、地元選出の国会・県議会議員と東近江地域振興局長らが顧問・参与として活動を支える。
午後三時半からの設立総会では、会員ら約八十人を前に、会長に就任した中村功一東近江市長が「インター事業は、実現に向けて大きな一歩を踏み出したと確信している。インターは設置完成後の利用促進が何よりも大切で、近江八幡や日野方面へのアクセス道路の整備も重要となってくる。周辺地域への企業誘致や利用率向上の取り組みに対する指導・協力をお願いしたい」とあいさつした。
続いて、総額七十四万円の歳入歳出予算(負担金=東近江市七十万円、近江八幡市・安土町・日野町・竜王町各一万円)とスマートIC設置に関する情報収集や要望活動を盛り込んだ今年度の事業計画が、原案通り承認された。
また、同日、国・県・高速道路会社・警察・東近江地域の二市三町・経済団体で構成する「(仮称)蒲生スマートインターチェンジ地域協議会」(会長=田中敏彦・八日市商工会議所会頭)が設立された。
今後、蒲生スマートインターチェンジの実施計画書などの協議を担う地域協議会と社会実験をなくす方向で制度改革を検討している国の動向を含めて調査・要望活動を行う建設促進期成同盟会が両輪となって、平成二十二年度末の供用開始を目指す。
なお、蒲生スマートIC建設促進期成同盟会の役員は次の通り。
《会長》中村功一東近江市長
《副会長》冨士谷英正近江八幡市長、藤澤直広日野町長
《監事》津村孝司安土町長、竹山秀雄竜王町長
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
3男の裕貴氏を選出
自民党県連第4選挙区
投票、三役協議、満場一致で
=決め手は、選挙態勢への配慮=
▲政治への思いなどを述べる裕貴氏
|
◆東近江・近江八幡市◆
自民党県連第4選挙区支部は六日、引退する岩永峯一元農相(67)の後継候補に、岩永氏の三男で秘書の裕貴(ひろき)氏を決め、県連に公認申請を上げた。
五日の選対会議で、公認申請のあった裕貴氏と甲賀市出身の静岡県議(36)について審議したが、決定に至らなかったため、翌六日に改めて二人から所信を聞く場を設け、再度審議した。
近江八幡市のホテルニューオウミで開かれた会合では、選対委員二十人(岩永峯一氏はじめ五人欠席)に、同区内の二十七地域支部から二人ずつがオブザーバーとして加わった。
一人ずつ、十五分の持ち時間で立候補への決意や政治信条、滋賀県や4区への思い、自己アピールなどについて発表したほか、「現在厳しい状況にある自民党をどう受け止め、どう対応するか」、「直ちに選挙体制に入らなければ成らないがどのような選挙の構図を描きどういう形で支持を浸透させていくか」についての共通の質問と、委員からの質問に答えた。
このあと、オブザーバーは退席し、選対会議に移ったが協議がまとまらず、上野幸夫支部長代理、家森茂樹支部幹事長、山田尚夫同代理の支部三役に選定を委ね、その選定案を満場一致で承認することを前提として、選定判断の参考にするための投票を行った。三役協議により、最終的に裕貴氏が選ばれ、満場一意で決定した。投票結果については、決定後のシコリを残してはいけないと公表しなかった。
家森幹事長は、「すぐに選挙態勢が組めるのが一番」と、判断理由を述べた。
裕貴氏は、「海外での経験、幼いころから地元で活動しておりお役に立てる。選んでよかった政治家として、精一杯地域のためがんばりたい」と、決意を語った。そのほか、父と相談や連絡せず、自分の意志で申請を五日に決めたこと、外交の強化、人材育成と子育て、米を中心とした強い農業に向けた集落営農の強化など、国や県、選挙区の課題などについても思いを述べた。
また、世襲批判についての質問には、「才能や意欲もないのに、親の敷いたレールに乗っかることが問題。一個人として地域のために自分はやりたいという情熱と、地域に理解を得られる、必要な政治家になりたい。最終的に、政治は結果責任」と、熱く語った。
静岡県議は、党派・住所を問わないということで県人会などからの打診を受け、近江八幡市や東近江市の支部などから「4区から日本の危機を救ってくれ」と支援を受けて申請を提出していた。
岩永裕貴氏は、比叡山高校、米国コロラド州トリニダッドカレッジ、カンザス州ウイッチタ大学卒。広告代理店勤務から平成十五年から父の秘書。甲賀市で広告関係のコンサルティング会社経営。甲賀市水口町。
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
なつかしい未来への思い
ヨシ作品100点と灯り
=自然と調和した暮らしアピール=
▲自然の中に作品が浮かび上がる夜の展示会場――安土町よしきりの池で――
|
◆東近江・安土町◆
湿地の「賢明な利用(Wise Use)」をうたったラムサール条約に西の湖が追加登録されることもあり、それを記念したプレイベント「葦(よし)造形と葦灯り展」(安土町・町教委主催、県・県教委・町観光協会・東近江水環境自治協議会後援)が三日から五日までの五日間、安土町下豊浦のよしきりの池(B&G海洋センター前)で開催された。
会場には、「西の湖のオブジェ(西の湖にふさわしい造形)」「ヨシと灯り(なつかしい道しるべ)」「小屋(なつかしい住まい)」の三つサブテーマに沿って、県内の小学生から大人、学校や団体などから寄せられたヨシで作った創作作品百点が野外展示され、来場者にテーマ「なつかしい未来(自然と調和した暮らし)を求めて」をアピールした。
中には、コウノトリが来る西の湖の未来を表現したものや立派なヨシ葺きの家、行灯や竹灯りを組み合わせたものなどの大作もあり来場者の関心を集めていた。また、小中学生の作品の前では、記念写真を撮るほほえましい親子の姿も見られた。
展示は午前十時から午後九時まで行われ、夜になると電球やロウソクなどの灯りがともされ、日中の展示とひと味違う自然の中に浮かび上がる幻想的な世界をつくりだしていた。
また、和風と洋風のヨシ屋根づくりの実演なども行われ、参加者は、ヨシで葺く屋根の美しさや自然と調和した暮らしに思いを馳せると共に、失われてゆく昔ながらの暮らしや伝統の技術などへ一抹の寂しさを感じていた。
審査の結果は次の通り。敬称略。
【知事賞】成安造形大環境デザインクラス・住環境デザインクラス【町長賞】びわ湖畔の景観を良くする会【西の湖賞】奥田憲夫(安土町)長浜農業高校環境デザイン科(長浜市)玉園中学校(東近江市)老蘇小学校(安土町)【努力賞】臥牛垣(がぎゅうかき)制作者一同
全県/大津/湖南・甲賀/東近江・湖東/湖北・湖西/中央政界/社説
今週の運勢/おくやみ・お誕生・ご結婚/今日の首長/交通取締/リンク
|