平成20年11月23日(日)第15196号

◆全県◆
20年度秋期のカワウ生息状況
=調査以来、最多の7万5千羽=

◆全県◆
第48回滋賀中部政経文化懇話会
講師に田口宇一郎副知事
CO2削減へ県の指針と
=産官民の取り組み=


◆湖西・高島市◆
箱館山スキー場 
=県内トップを切って12月6日オープン=


◆湖東・愛荘町◆
まちじゅうミュージアム構想へ
住民が絵画と書を寄贈
=愛荘町 北村さんと藤沢さん=


◆東近江・蒲生◆
ガリ版伝承館開館10周年記念
特別展 「本間吉郎孔版画展」
=30日まで 蒲生岡本町で=


◆東近江・安土町◆
熊谷さん作の絵札と読み札で
源氏物語かるた展
=安土図書館 30日には香道も=


◆東近江・安土町◆
教林坊のライトアップ
名園に浮かぶ紅葉
=夜間特別拝観 月末見ごろ=


20年度秋期のカワウ生息状況

=調査以来、最多の7万5千羽=


◆全県◆

 県はこのほど、今年度秋期の「カワウ生息状況調査結果」を発表した。

 調査は、県内のカワウの生息状況を把握するため、平成十六年度から主な繁殖地である竹生島および伊崎半島において春と秋の年二回実施するとともに、琵琶湖沿岸や主要河川、内湖においても年二回の飛来状況調査を実施している。調査日は、竹生島が九月十二・十三日、伊崎半島が同十四・十五日。

 それによると、秋期の生息数は、竹生島で五万八千五百四十七羽(昨度秋期生息数二万九千百三十七羽、前年同期比二〇一%)、伊崎半島で一万六千百五十一羽(同七千八百八十四羽、同二〇五%)、合計で七万四千六百八十八羽(同三万七千二十一羽、同二〇二%)と推計され、生息状況を調査して以来、最大となった。

なお、今年度春期の生息数は、竹生島二万九千六百六十五羽、伊崎半島七千四百一羽(合計三万七千六十六羽)と推計されており、春期から秋期への増加率は、竹生島が一九七%、伊崎半島が二一八%(平均二〇二%)となった。

 飛来状況調査は九月十八日、琵琶湖岸および主要河川と内湖において行ったもので、昨年度に比べて約二百羽の増にとどまったものの、河川への飛来は、愛知川方向が六千百七十五羽にのぼり、昨年に比べて激増している。内湖では、松ノ木内湖、大正池での確認数は減少し、西川池での確認数が増加した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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第48回滋賀中部政経文化懇話会

講師に田口宇一郎副知事

CO2削減へ県の指針と
=産官民の取り組み=


▲田口宇一郎副知事
◆全県◆

 東近江地域を中心とした政治、経済、文化のリーダーたちが参集し、滋賀の近未来を探る滋賀中部政経文化懇話会の「第四十八回研修会」が十二月四日午後三時半から石川県加賀市の山代温泉ホテル雄山閣コンベンションホールで開かれる。

 今回は、田口宇一郎滋賀県副知事を講師に招き「CO2削減に向けて行政、企業、市民の取り組み」と題する講演に耳を傾ける。

 地球環境の保全のために世界各地で取り組みが始まっているCO2削減をはじめとする具体的な地球温暖化防止策の県指針や産官民が協働する取り組みの具体例と効果について研さんを積む。

 また、奥村展三代議士と政界入りをめざしている岩永裕貴氏(35)が出席し、国会報告やあいさつを述べる。研修の後、懇親会で交流の場を持つ。

 同懇話会事務局では、参加者を募っている。同日午後0時半東近江市役所東玄関前に集合。一泊二日の日程でバスで送迎する。参加費三万五千円。問い合わせと参加申し込みは同事務局の滋賀報知新聞社(23―1111)へ。


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箱館山スキー場 

=県内トップを切って12月6日オープン=



◆湖西・高島市◆

 近江マウンテンリゾート(株)(本社・高島市、高橋英之社長)が経営する『箱館山スキー場』(高島市今津町=写真)が来月六日、県内の各スキー場としては最も早くオープンする。


 同スキー場は、琵琶湖を一望できるスキー場で、滋賀県内だけでなく京都から二八%、大阪から三五%が来場している。
 今年は、できることから始めるエコ活動をモットーに、同スキー場では「環境宣言」を行い(1)電車を利用した来場者に、レンタル五〇%OFFなどの割引料金(2)地元でとれるアドベリー等を使った地産地消の食材を活かしたレストラン(3)スキー場エコ授業の開講ーを予定している。

 また家族づれや独身女性にもアピールしようと、「レディースデーゴンドラ・リフト一日券無料日」を毎月一回、来月二十九日、来年一月七日、二月二十三日、三月十一日の四回実施する。

 開業期間は、十二月六日〜来年三月二十九日まで。時間は、リフト平日午前八時〜午後五時、土休日午前七時〜午後六時、ゴンドラ平日午前八時〜午後五時三十分、土休日午前七時〜午後六時三十分。料金(リフト)は、ゴンドラがセット一日券でおとな五千円、こども三千五百円、シニア三千八百円。問い合わせは、0740―22―2486まで。


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まちじゅうミュージアム構想へ

住民が絵画と書を寄贈

=愛荘町 北村さんと藤沢さん=


▲村西俊雄町長から礼状を受ける北村栄一郎さん(左)
◆湖東・愛荘町◆

 愛荘町が推進する「まちじゅうミュージアム構想」に役立てようと十九日、油絵六点の寄贈を申し出た同町蚊野の北村栄一郎さん(79)と、書一点を寄付した同町西出の日野高校臨時講師(習字)の藤沢桂子さん(55)に、村西俊雄町長からお礼状が手渡された。

 新たな文化の創造を目指す愛荘町は、総合計画に「まちじゅうミュージアム構想」を位置付け、住民と行政の協働で町全体が学びと交流と文化創造の場づくりに取り組んでいる。

 その一環として、庁舎や各センター、公民館、学校などの公共施設を訪れた町民に、安らぎを覚える空間を提供しようと、絵や書、写真などの芸術作品を展示することにした。

 同町アート倶楽部代表の北村さんは「文化が香る風格のある町づくりに寄与できてうれしい」と話し、村西町長も「発表・展示の場を提供することで良い作品づくりにつながれば」と、新しい文化の創造へ感謝を示した。


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ガリ版伝承館開館10周年記念

特別展 「本間吉郎孔版画展」

=30日まで 蒲生岡本町で=


▲平成10年の開館を記念して本間氏が仕上げた作品「蒲生の陽」
◆東近江・蒲生◆

 ガリ版伝承館開館十周年記念特別展「手技の温もり 本間吉郎孔版画展」(主催=ガリ版伝承館・東近江市教育委員会、後援=東近江市蒲生岡本町自治会・ガリ版芸術村)が、二十二日から東近江市蒲生岡本町のガリ版伝承館で開かれている。入館無料。

 ガリ版の愛称で親しまれてきた謄写版は、明治二十七年に蒲生岡本町出身の堀井新治郎父子が心血を注いで開発・販売したもの。

 簡単・便利な印刷道具として、コピー機が普及する昭和五十年代まで八十年以上の長きにわたり全国で愛用された。まさに明治から昭和まで日本の激動期を支えたコミュニケーションツールでもある。

 旧蒲生町時代の平成十年、ふるさとに残る堀井本家の住宅を改修し、作品や資料の展示のほか、ガリ版体験のできるスペースを設けた「ガリ版伝承館」が開館した。

 今年で開館十周年を迎えることから、開館当時から活動をサポートしている孔版画家・本間吉郎氏の詩情豊かな作品約五十点を、記念特別展で紹介する。

 新潟県出身の本間氏は、新潟大学在学中に新潟短歌に入会したのをきっかけに歌人としての道を歩み、昭和三十五年に若山八十氏に師事して孔版画を学んだ。四年後には創作孔版画作家集団「甃土会(しゅうどかい)」を設立し、団体展や個展で作品を発表。平成九年には、旧蒲生町でガリ版伝承員講師を務め、ガリ版伝承館建設にも尽力した。

 今回の特別展に合わせて、年賀状を作る「ガリ版教室」も開かれる。開催日時は、二十二日午後一時半から(ガリ版伝承館)と二十四日午後一時半から(蒲生公民館)の二回。定員はいずれも三十人で、材料代百円が必要。

 また、地元住民主導のガリ版芸術村が、「ガリ版芸術村〜第四回文化祭〜」を岡本公民館一帯で催す。

 京都市立芸術大学有志によるガリ版作品の展示やアニメ作品を上映する「大枝アートプロジェクトinガリ版」が行われ、「岡本屋台村」(二十三日のみ)では蒲生岡本町特産の黒豆納豆・新鮮野菜の販売や豚汁などを用意する。

 さらに、新ガリ版ネットワークが、ガリ版器材をはじめ孔版作品(はがきやカレンダーなど)を販売する。即売会は、二十二〜二十四、二十九、三十日のみ。

 開館は、午前十時〜午後四時半。開催期間は三十日までで、二十五〜二十八日の入館は要予約。

 ガリ版教室の申し込みなど詳しくは、東近江市立蒲生公民館(55―0207)へ。

 


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熊谷さん作の絵札と読み札で

源氏物語かるた展

=安土図書館 30日には香道も=


▲源氏物語の魅力に触れる「かるた展」
◆東近江・安土町◆

 安土町立図書館玄関ホールで「源氏物語かるた展」が開かれている。最終日の三十日には「香遊びと古典の楽しみ」も開催され、雅びな日本文化に親しむことができる。

 今年は源氏物語(五十四巻)の完成から千年の「源氏物語千年紀」を迎えたことから、これを祝うイベントが各地で開かれている。同館でも、町内在住の熊谷遼子さん手描きの絵札と読み札五十四組を展示紹介して、地域の人たちを源氏物語の世界へ誘うことにした。また、かるたと同じ和歌をヒノキの板に一枚一枚書いてとじた桧扇(ひおうぎ)も必見の価値がある。

 熊谷さんは同町石寺の教林坊で「香道」の普及に努めており、今回、源氏物語の巻の名がついた香を当てる「源氏香」を紹介し、公家や武家の間で親しまれ受け継がれて来た雅びな日本文化にふれながら、源氏物語を楽しんでもらう。午前十一時と午後一時の二回、定員は各回小学生以上十二人。

 参加申し込みと問い合わせは安土町立図書館(TEL0748―46―6479)まで。

 


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教林坊のライトアップ

名園に浮かぶ紅葉

=夜間特別拝観 月末見ごろ=


▲ライトアップで浮かび上がる庭園
◆東近江・安土町◆

 晩秋を迎え、木々も色づきはじめた安土町石寺にある教林坊では、「秋のライトアップ」のが始まった。

 小堀遠州作の名勝庭園として名高い庭園を巡りながら、光に照らされて浮かび上がるカエデなど約百本の紅葉をじっくり楽しもうという観光客が、夜問特別拝観に訪れている。

 ここ数日、冷え込む日が続いたが、紅葉はまだ進んでおらず、廣部光信住職によると、見ごろは今月末からになりそう。

 ライトアップは十二月七日まで、夜間特別拝観を午後五時半から九時(八時半受付終了)まで行う。大人五百円、小中学生二百円。

 問い合わせは、教林坊(TEL0748―46―5400、5539 http://www.d1.dion.ne.jp/~marche/kyourinbou)へ。

 


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