平成20年12月7日(日)第15208号

◆全県◆
第48回滋賀中部政経文化懇話会
産官民でCO2削減の取り組み
田口副知事が講演

◆全県◆
東近江市の西山辰美氏ら18人
おうみの名工決まる


◆全県◆
後部座席シートベルト着用率
滋賀県、全国最下位から脱出!


◆東近江◆
消費生活啓発員スキルアップ講座
まず手口を知ることが大切
認知症サポーター研修で活動紹介


◆東近江・能登川◆
能登川南小のエコ活動
最高の「外務大臣賞」を受賞!
G8洞爺湖サミット
=
キッズ・サミット参加宣言=


◆東近江・湖東◆
早朝ボランティア活動
散在性のゴミを回収
東近江市 ひばり公園周辺


第48回滋賀中部政経文化懇話会

産官民でCO2削減の取り組み
田口副知事が講演


▲CO2削減について講演する田口副知事
◆全県◆

 東近江地域の政治、経済、文化のオピニオンリーダーが集まった滋賀中部政経文化懇話会の第四十八回研修会が四日午後三時から石川県加賀市の山代温泉ホテル雄山閣で開かれた。

 事務局の冨田正敏・滋賀報知新聞社社長が開会あいさつで「もうすぐ五十回の節目を迎えるが、これまでの研修で成果を生んだものがたくさんある。今後も一層、会が発展するよう努力していきたい」と述べ、新会長に中村功一東近江市長が就任することになったことを報告した。

 このあと、奥村展三衆議院議員が、与野党の攻防で揺れる国会の動向や政局の行方、衆議院解散選挙など、国会報告を行った。また、次期衆議院選挙に立候補を表明している岩永裕貴氏が政治家をめざす理由や責任と役割について語った。

 続いて、田口宇一郎滋賀県副知事の講演「CO2削減への県の指針と産官民の取り組み」が開かれ、滋賀県が推進する地球温暖化対策について耳を傾けた。

 講演の中で田口副知事は、世界の平均気温が過去百年間で〇・七四度C上昇し、うち五十年間の気温上昇率は過去百年間のほぼ二倍に達しているなど、地球温暖化が加速している現状を示し、その影響を受けて琵琶湖の深層部で低酸素化の現象が起きているなど、身近な県民生活の中にも地球温暖化の影響が出始めていることを報告した。

 また、県内の地球温室効果ガスの排出量増加率は、運輸二十七%、家庭二十六%を占めており、産業分野だけでなく一般家庭からの排出量を削減することが求められていると説いた。

 その対策として県では「家庭でのCO2削減プログラム」、「自動車交通分野での対策」、「地産地消の推進」、「再生可能エネルギーの導入」などの計画を打ち出し、具体化に向けて検討を進めているプロジェクトを紹介。さらに人口百三十七万人を予想した二〇三〇年にポイントを置いた「持続可能な滋賀社会ビジョン」の構想や家庭、民間企業、行政が一体となってCO2削減に取り組む「みるエコおうみ」事業の内容にふれ、産官民が協働した取り組みが求められている、と締めくくった。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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東近江市の西山辰美氏ら18人

おうみの名工決まる


◆全県◆
 県はこのほど、現役の優秀な技能者として十八人を「おうみの名工」として表彰した。これで名工は、七百人になった。なお技能表彰されたみなさんは次の通り。(敬称略)

▽浦部善弘(66)(豊郷町)=所属・浦部石材工業(有)、石工▽大西實(61)(彦根市)=大西新之助商店、熾布工▽柏木徹(50)(栗東市)=ダイハツ工業(株)滋賀(竜王)工場、機械修理工▽川嵜一栄(58)(長浜市)=ヤンマー(株)小形エンジン事業本部、特殊産業用機械組立工▽神鳥靖弘(41)(栗東市)=キャノンマシナリー(株)、金属工作機械工▽北川勇(56)(甲賀市)=ダイハツ工業滋賀(竜王)工場、金型仕上工▽定常肇(44)(草津市)=日伸工業(株)、研磨盤工▽蔦田政義(64)(彦根市)=岸本商店、仏壇漆塗師▽杉本清治(61)(京都市)=三菱重工業(株)工作機械事業部栗東本工場、金属工作機械組立工▽田邊政利(53)(宇治市)=ホテルラフォーレ琵琶湖、西洋料理人▽中武安徳(55)(栗東市)=(株)ゴーシュー、鍛造工▽西沢勝治(46)=(高島市)(有)とも栄菓舗、和生菓子製造工▽西村繁太郎(65)(大津市)=西村繁造園、造園工▽西山辰美(45)(東近江市)=(株)木澤工務店、宮大工▽野ロ廣一(58)(大津市)=バーバーショップのぐち、理容師▽山川正(59)(大津市)=(株)叶匠寿庵、和干菓子製造工▽山崎良信(57)(大阪市)=琵琶湖グランドホテル、日本料理人▽山中輝男(66)(湖南市)=山中輝建具店・木製建具製造工。


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後部座席シートベルト着用率

滋賀県、全国最下位から脱出!


◆全県◆

 (社)日本自動車連盟(JAF)滋賀支部(津川裕章支部長)はこのほ、シートベルト着用状況全国調査結果を公表した。

 この調査は毎年、JAFが警察庁と合同で実施しているもので、今年も十月に全国八百八十四箇所で調査した。滋賀県では一般道十三か所、高速道路二か所において滋賀県警察本部と合同で目視による調査を実施した。

 とくに今年は六月に道路交通法の改正で高速道路での後部座席シートベルト着用義務化による結果が注目されていたが、全国平均で六一・五%(前年一三・五%)と着用率が向上したものの、全国平均の助手席着用率九六・四%と比較すると、運転者と同乗者のさらなる意識向上が望まれるところだ。

 一方、滋賀県は昨年、一般道における後部座席の着用率が全国最下位の一・二%(全国平均八・八%)だったが、今年の調査では五〇・五%(全国平均三〇・二%)と大幅に着用率が向上し、全国最下位から脱出した。

 滋賀県の着用率は、運転者では一般道が九三・七%(昨年九一・九%)、高速道路等が九九・四%(同九八・九%)。助手席同乗者では、一般道が八二・四%(七八・三%)、高速道路等が九三・九%(九一・七%)。後部座席同乗者では、一般道が五〇・五%(一・二%)、高速道路等が六一・五%(一四・四%)と全般的に向上している。


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消費生活啓発員スキルアップ講座

まず手口を知ることが大切

認知症サポーター研修で活動紹介


▲スキルアップ講座で学ぶ消費生活啓発員
◆東近江◆

 東近江市は、消費生活啓発員の更なる意識向上と啓発スキルを高めてもらおうと、滋賀弁護士会の土井裕明弁護士を講師に迎え、このほど「地域ぐるみで消費者トラブルを防ごう」と題したスキルアップ講座を開いた。

 講座では、五十人以上が参加する中で、土井弁護士が「増え続ける高齢者の消費者被害には、まず手口を知ることが大切。冷静に対応し、早めの対処・相談が必要。そのためには地域での見守り、助け合いが被害防止につながる」と、パワーポイントを使って分かりやすく講演した。

 また、会場では、消費トラブルを抱えた近所の人を消費生活センター(市役所東玄関口)に誘導するなど、トラブルを未然に防いだ事例も報告された。

 このほか、啓発員(六十六人)が地元の高齢者ふれあいサロンに出向き、大型の紙芝居を使った出前講座や、認知症サポーター対象のスキルアップ編を実施している。

 続いて市役所別館で開いた「認知症サポーター研修」では、消費生活出前講座の実践事例を発表した。同じ地域を支える認知症サポーターにも、啓発員が取り組む活動の様子を学んでもらおうと実施したもの。=写真=

 安心して暮らせる東近江市を互いに目指そうと、養成講座で学んだことを家庭・地域・職場で正しく伝え、それぞれが「自らできる啓発活動は何か」などと問い掛けた。

 その上で、点検商法を一例に挙げ、悪徳業者の手口の紹介や対処方法などを手作りの大型紙芝居を使ったり、分かりやすい寸劇風にして、認知症サポーターに紹介した。


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能登川南小のエコ活動

最高の「外務大臣賞」を受賞!

G8洞爺湖サミット
=キッズ・サミット参加宣言=


▲伝達式で表彰状を受け取る児童代表
◆東近江・能登川◆

 七月に開かれた第三十四回主要国首脳会議「北海道洞爺湖サミット」に合わせ、外務省が募集したキッズ・サミット参加宣言で、東近江市立能登川南小学校の全校児童がまとめたリポートが最高賞の外務大臣賞を受賞し、香高可久子大臣官房国内広報課課長補佐が四日に来校、祝いの言葉とともに同賞が伝達された。

 キッズ・サミット参加宣言は、洞爺湖サミットを紹介する外務省のウェブサイトに設けた子ども向けページ(http://www.g8summit.go.jp/kids)において、将来、環境問題に大きな影響を受ける子どもたちに高い関心を持ってもらおうと、全国の小・中・高校から募集した参加宣言で、優秀なエコ活動を行ったクラスや学校に外務大臣賞三点、優秀賞十一点、奨励賞十二点を授与するもの。

 参加宣言は、国内外の三十四クラス・学校からあり、二十六点のレポートが提出された。なお、サミットでの主な議題は▽地球温暖化対策▽食糧危機の解決―などで、子どもたちのレポートには、廃棄物削減行動の5R(リサイクル―再利用、リユース―再使用、リデュース―減量、リフューズ―断る、リペア―修理)に基づいた取り組みが報告された。

 その中で、大臣賞を受賞した能登川南小学校では、十三年度末から全国初の環境保全学習「エコスクール」に県内のモデル校として取り組み、校内の資源削減や里山・里湖の生物、気象、水質調査を行うほか、持続可能な循環型社会に向けて家庭や地域にも環境保全を呼びかけており、こうした活動が評価された。

 表彰式で、香高補佐は「地球の環境を守っていくためには、明日の地球のために何ができるかを考え、行動に移せる事が大切です。どうか、この取り組みを東近江市から日本へ、そして世界へと広がるよう、誇りを持って頑張ってほしい」と讃えた。

 指導に当たっている青木正士教諭は「地球温暖化は、ここ数年急速に進み危機的な状況になっている。一人の一歩も大切だが、みんなの一歩は大きく、地域と共に進めていきたい」と話していた.

 


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早朝ボランティア活動

散在性のゴミを回収

東近江市 ひばり公園周辺




▲散在ゴミを拾って回る参加者
◆東近江・湖東◆
 東近江市さわやか環境づくり協議会と美しい湖国をつくる会東近江支部の共催で三日、同市湖東地区のひばり公園(池庄町)周辺に散在するゴミを拾って回った。=写真=
 午前七時半に同公園駐車場に集合の早朝ボランティア活動には、出勤前の市内企業、各種団体、市職員ほか、通学途中の高校生など三百人以上が参加し、散乱ゴミ回収に心地よい汗を流した。
 県ごみの散乱防止に関する条例(クリーン条例)に基づく「環境美化の日」(十二月一日)の活動に合わせ実施し、約四十分で可燃ゴミ九十キロ、不燃ゴミ八十キロを回収した。

 


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