平成20年12月13日(土)第15213号

◆大津◆
金融・経済環境変化が生活直撃
しがぎん経済文化センターが「暮らし」アンケート

◆湖南・草津市◆
糸賀一雄没後40年
記念してシンポ開催
実践と思想に学ぶ


◆東近江◆
自民党市議会派が応援
後援会組織「雄友会」設立
市長選へあと2カ月
先に小寺氏が決起集会


◆東近江・蒲生◆
事故に遭わないよう気を付けて!
来年の干支「丑」絵馬を配布
東近江地区交通安全協会女性部


◆東近江・近江八幡市◆
連携パスの有効活用へ
脳卒中フォーラム
東近江地域でネットワーク
入院からリハビリまで


◆東近江・安土町◆
環境美化教育優良校に
安土町立老蘇小学校
優秀校協会会長賞を受賞


金融・経済環境変化が生活直撃

=しがぎん経済文化センターが「暮らし」アンケート=


◆大津◆
 滋賀銀行のシンクタンクであるしがぎん経済文化センター(伊藤庄蔵社長)はこのほど、同行に来店した女性を対象に「暮らし向きと消費」についての緊急アンケートを実施した。それによると、現在の金融・経済環境の変化は、生活にも大きな影響を及ぼしていることがわかった。調査は、十月二十八日〜三十日に実施し、有効回答数は、五百八十二人。

 それによると、『暮らし向き』については、現在は「変わらない」(五三・五%)が最も多いものの、今後半年間で「悪くなる」と「やや悪くなる」の合計が六一・〇%を占めている。

 『収入』については、現在は「変わらない」(六〇・九%)が最も多いものの、今後半年間で「減る」と「やや減る」の合計が四七・六%を占める。

 『世帯支出が増えた』とする人の理由は「物価の上昇で結果的に生活費支出が増えたから」が最も多く八〇・一%に達している。

 逆に『世帯支出が減った』とする人の理由は「物価上昇の対策として生活費支出を控えるようになったから」が最も多く五八・七%を占めている。

 『最近支出が増えたもの』は、「食料費」(六八・三%)が最も多い。『支出が減ったもの』は「外食など飲食費」(五一・五%)、「旅行、レジャー費」(四五・三%)、「衣料費」(四〇・四%)の順。

 『増えた消費行動』で多かったのは、「セルフガソリンスタンドの利用」(六五・六%)、「まとめ買い」(三九・五%)、「PB商品の購入」(三〇・二%)。『減った消費行動』では「衝動買い」(五八・六%)、「外食」(五六・九%)と続いている。


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糸賀一雄没後40年

記念してシンポ開催

実践と思想に学ぶ


▲長寿社会福祉センターでのシンポ
◆湖南・草津市◆

 戦後、戦災孤児や知的発達障害をもつ子どもらを保護、教育する場として近江学園を設立し、国内の福祉・教育に指針を示した糸賀一雄が没して四十年を迎えるのを記念してこのほど、長寿社会福祉センター(草津市笠山七丁目)でシンポジウムが開かれた。

 シンポジウムでは始めに、高谷清氏(前びわこ学園長)が、糸賀一雄の実践と思想形成について紹介。有名な言葉「この子らを世の光に」については、「『この子』が発する『光』を浴びるということでない。何かを得るのでなく、自らの中にある『光』に気づくということ」と話した。

 また、別会場では近江学園に関連した写真や資料の展示のほか、「人は人間関係の中から成長する」「愛情が消化され自分を見つめる愛、社会を見つめる愛に成長する」と諭す最後の講議(昭和四十三年)の録音テープが流されていた。


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自民党市議会派が応援

後援会組織「雄友会」設立

市長選へあと2カ月
先に小寺氏が決起集会


▲八日市商工会議所で行われた後援会「雄友会」の設立総会
◆東近江◆

 任期満了に伴い来年二月に行われる東近江市長選に立候補を決めている元県議・小寺裕雄氏(48)を支援する会「雄友会」の結成総会が十一日午後八時から八日市商工会議所四階ホールで行われた。

 会場には八日市青年会議所の若手OBや同級生、友人を中心に支持者ら約二百人が集まった。

 開会あいさつに続いて後援会組織「雄友会」の設立趣旨と入会の呼びかけ、小寺氏への支援を広げる活動への協力を要請した。

 このあと、小寺氏があいさつに立ち、立候補を決めた理由や経過、出馬表明してからの活動などを報告し、支持を求めた。

 話の中で小寺氏は、県議選での反省を振り返り、新しい気持ちで市長選に望む決意を示し、自分の人間形成の中で大きな影響を与えている(1)家庭(2)仕事(3)柔道(4)青年会議所(5)政治の五項目について熱弁し、「このまちで市民が一番求めていることは何かをきちんとくみ取って市民のために役立ることが行政の役割である。(行政運営が)苦しいと身を縮めず、しんどい時代だからこそ明るく、笑顔があふれるまちにしたい」と市長をめざす強い意欲を示した。

 総会には、来賓として市議会の自民党最大会派東近江市民クラブの議員全員と宇賀武県議(自民党)が出席。東近江市民クラブの畑博夫代表は「これから政策協定をきっちりと結び、支援していきたい」とあいさつ、会派議員十三人の結束を印象づけた。

 発足した後援会組織「雄友会」の事務所は、金屋大通りの旧八百善跡に開設した。


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事故に遭わないよう気を付けて!

来年の干支「丑」絵馬を配布

東近江地区交通安全協会女性部


▲手作り絵馬を手渡して交通安全を呼び掛ける女性部員ら(平和堂蒲生店前で)
◆東近江・蒲生◆

 東近江警察署と東近江地区交通安全協会女性部が九日、年末の交通安全県民運動(今月一〜三十一日)周知と交通安全意識の向上を目的に、来年の干支「丑(うし)」を描いた手作り絵馬を配りながら安全運転を呼び掛けた。

 交通安全の願いを込めて、同協会女性部(猪田悦子部長)が、色柄とも豊富で愛らしい絵馬計七百五十枚を製作。

 当日は、西友八日市店前(東近江市緑町)と平和堂蒲生店前(同市市子殿町)、平和堂湖東店前(同市下岸本町)、平和堂五個荘店前(同市五個荘石塚町)の四カ所に分かれて、午後五時から一斉に街頭啓発を行った。

 平和堂蒲生店前では、女性部員五人と同協会役員一人、警察署員一人が出入口に立ち、買い物帰りの高齢者や女性に「事故に遭わないよう気を付けてください」と声を掛け、交通安全を訴えるチラシとともに絵馬を手渡した。


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連携パスの有効活用へ

脳卒中フォーラム

東近江地域でネットワーク
入院からリハビリまで


▲脳卒中治療への地域連携パス活用を目指して開かれた「脳卒中連携フォーラム」――ウェルサンピア滋賀で――
◆東近江・近江八幡市◆

 東近江地域の医療、保険、福祉、介護の関係者で組織する東近江地域医療連携ネットワーク研究会は、このほど近江八幡市のウェルサンピア滋賀で「脳卒中連携フォーラム」を開き、統一された様式で患者の情報や治療行程を明記し、医師、患者や家族、支援担当者が共通認識の中で効率的な治療に取り組むために作成される脳卒中用の「東近江地域連携パス」の運用について理解を深めた。

 脳卒中患者治療における急性期(入院)、回復期(リハビリテーション)、維持期(在宅療養)それぞれの担当関係機関(病院や施設)の切れ目のない連帯体制を構築することにより、患者のスムーズな地域生活への移行を支援することが求められており、今回のフォーラムには、「地域連携パス」を実際に運用する医師や病院関係者、ケアマネーシャーなど介護施設関係者ら約八十人が出席した。

 第一部では、広島県福山市にある脳神経センター大田記念病院地域医療連携室の田原久美子室長から、先進事例として備後脳卒中ネットワークの取り組みを聞き、「一方通行ではなく循環型の連携パス」を目指していることや、県との交渉をすすめて「県内で統一した連携パスを作成し、(備後地域から県へ)いつでも移行できるよう体制を整えている」ことなどを学んだ。

 第二部では、急性期病院から湖東記念病院の松田昌之医師、回復期病院から近江温泉病院総合リハビリテーションセンターの石黒望部長、維持期機関から東近江敬愛病院の居宅介護支援事業所けいあいの藤井恵美さんの三人から、平均在院日数が昨年の三十六日から二十六日に減少したことや、患者宅の調査や訪問指導、介護保険の事前申請などにより介護者(家族)の不安がなくなったなど、連携パス導入による効果、それとは逆に、作成に時間がかかったり、勉強不足で活用が足踏み状態といった今後の課題なども報告された。

 第三部のフロアディスカッションでは、「医師や専門家だけでなく、患者からも意見を聞く機関を設けてはどうか」という提案も行われた。

 点から線へ、そして面へ広がり、住み慣れた地域で安心して医療やケアが受けられる体制づくりが、進んでいる。

 


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環境美化教育優良校に

安土町立老蘇小学校

優秀校協会会長賞を受賞


◆東近江・安土町◆
▲地域の人たちと一緒に環境学習「菜の花エコプロジェクト」に取り組む老蘇小の児童

 社団法人食品容器環境美化協会の「第九回環境美化教育優良校表彰」で、滋賀県から安土町立老蘇小学校と甲賀市立油日小学校の二校が優秀校協会会長賞を受賞した。

 表彰は、環境美化教育に独創的、継続的に熱心に取り組み、公共の場所の美化や飲料空き容器リサイクルをするなど、地域の環境美化にも積極的に取り組んでいる小中学校を、散乱防止部門とリサイクル部門で表彰する。

 今回、全国から八十校の推薦があり、審査の結果、最優秀八校、優秀十二校、優良六十校が決まった。

 老蘇小学校は、地域住民やPTA、児童が協働で作り育てるビオトープ活動を中心に環境教育に取り組むと共に、資源循環による自然に優しい生活を心掛けていることが認められ、リサイクル活動部門で受賞した。

 油日小学校は、周囲の自然環境を生かした実践力を養う環境教育に取り組んでいる。通学路美化活動などは約三十年に及び、保護者や地域のボランティアも参加している。校報や看板で地域のごみ散乱防止を呼びかけ、成果をあげている。


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